TED

mosshaven2016-01-28



これがプロジェクトになるかどうか、、
等という段階ではありません、が


ヴァンクーバーの クールスポット、ガスタウンに
行ってきました。


今回は ポートアルバーニの経済促進マネージャーと
一緒に 早朝7時出発、ナナイモ近くでやっと日の出、


途中で 建築関係の友人をピックアップ、


たまたま 話の合ったストレンジャー、 フェリーでずっと おしゃべり、


ランチは ドンの友人の招待で
ヴァンクーバーの伝統的な、ターミナル シティ―クラブ、


1892年創立のこのクラブ、
格調高い クラシックな雰囲気、が漂っています。


何十年か前に一度ご招待いただいたことがあります。



ナナイモから 飛行機で(ダウンタウンまで5分)到着した 経済関係のアドバイザーがランチに合流、


さすがに食事中は 写真が撮れないから
こちら(トイレというよりはクラッシクな言い方にしましょう)洗面所です。



ここから さらに車で ガスタウンの 主目的、
建築オフィスへ、



一級建築士の Mr.Micael Green は カナダでは唯一、木材を主にした建築家としてしられており、テレビでのTED出演もされていて、30分だけの会見予定、でも結果的には2時間もさいていただきました。CLT(Cross Laminated Timber - 板や角材を縦に並べたものと横に並べたものを交互に張り合わせた厚型パネル) という新しい手法、集成材よりさらに組み合わせがしっかりしていて植林や小さな木を使うので 自然破壊を防ぎ、地震や火事にも耐える力が強い すばらしい建築材で ヨーロッパ、オーストラリアなどでは早くからスタート、今彼は主にアメリカでの建築をしていますが カナダではUBCではじめて 18階建ての学生寮の建築が許可され、2年後に建築が完成すれば 世界で有数の木造ビルの完成となります。 彼は 今 パリで35階建ての建築を 検討中とのこと。日本ではすでに色々な建築がされているようです。


写真を ブログに出すのは ちょっと気が引けますが、、、でも
Mosshavenブログの写真は鮮明でないから、という理由で載せちゃいます。


まったく関係ない私達、特にMosshaven,どこから考えても関係ないのに 日本に説明したりするときのために、とドンに無理やり連れていかれて、(ずうずうしくおともできたおかげで)今や 世界でも 有数の 木材建築のリーダーでもある彼氏に会えただけでも ラッキーでした。


ドンが CLTに以前から興味があったので プロジェクトの投資関係者と話しているうちに 彼とコーネル大学時代の友人、とわかり 彼を介して会見が可能となり、ラッキー、ラッキー、という結末です。


そして その紹介者も遅れて ビクトリアから飛行機で
到着、

こんなに 時の人で 何十人も建築家をかかえている 大きなオフィスなのに
昔のイメージしかない 古人間のMosshavenにとっては 驚くほど シンプルなオフィス、そして なんと ドアーを開けたら
ワンちゃんのお出迎え、

そして ご本人、本当に気取らない方です、知的で そのうえ なんというクールさ、なんとも素敵な男性でした。
このきどりのない ラフなスタイルには 彼の建築に対する姿勢が現れているように見えました。 風通しのいい 住まい、自由闊達に生き生きと 生活できる場、今世界に必要なのは 
ほんのひとにぎりの 持てる人のための高級住まいより、一人でも多くの人のための心地よい住まい、そして 木に囲まれた生活は その重要な部分、というような勝手な解釈をしてしまいました。


ちょっと 身構えたり威圧感を覚えてしまう (昔風の)大会社の重役応接間、こういうものは 一昔前のスタイルなのかもしれません。  たとえば 最近の 住まい(方)の特徴、でしょうか、 テーブルクロースを敷いたり(手間のかかる)銀の食器などは 若い人々にとっては遺物、とまではいかなくても無用の長物、(なにせ コンピューターで忙しすぎる)といったところ、アンテイークショップなどでも銀のセットなどは 敬遠されているし、室内も ほとんど装飾品を置かずすっきりしているインテリヤが ほとんどのようです。
外観で シンボルステイタスを表すようなスタイルは昔風、ということなんでしょうね。  対照的なのが ターミナル シティ― クラブ、でも これはこれで100年を超える重い伝統が引き継がれてきた価値が感じられ、印象的でした。 



ダウンタウンでミーテイング、となると つい 何を着て行ったら、と思ってしまうシニヤ世代、でも ジーンズでも 彼らは 何とも思わない.自由を重んじる 世界、日本では 身に着けているもので評価されがち(もう過去ですか?)ですから気を使いますよね。



話が自分のことばかり、
よりすこしでも 彼の趣旨をおわかりいただくために
こちらをご覧ください。
(左側のlanguageの部分をクリックして日本語でお聞きください)
https://www.ted.com/talks/michael_green_why_we_should_build_wooden_skyscrapers



ミーテイングのあとは (もちろんドンのいつもの提案で)
コーヒーを飲みながら 復習、みなさんぎりぎりまでの
話し合い、でした。夜のミーテイング、その足でイギリスへ行く人、トロントへ行く人等、、考えてみると こんなおとしより、で 余裕もない わたしたち、なんで こんなグループのなかにいたんでしょうか、、、