平年よりも 寒く イースターリリーも
咲くのが遅い。
スタンプファール という川のそばのキャンプ場近くが
一番きれいに咲くから 咲いたら知らせる、といっていた叔母から電話。
暑くも寒くも無くって Nature Walk には 絶好の日和、早速 一緒に
行くことに、 用意のいい叔母は ウォーキングシューズに杖まで用意。
早春になると 森のあちこちに すっくと立って 野生にしては 割合
大きな花びらで 可愛らしさを強調している Trillium,(写真が一枚も
みつからず 残念) 日本では えんれいそう、に近い。
これがイースターリリーとばかり思っていた私は
それじゃ一体どんなゆり? わくわく、、
あそこに、と指差すほうを見れば、あら こんな小さい可憐な花、
風に揺らいで はかなげに 踊っているようにも見える。
その 淡いデリケートな小花が どこどこまでも続いて咲いている。
聞こえてくるのは そばを流れる川の流れ、そして 鳥の鳴き声、
ふっと 現実から遠ざかったような気分さえする。
リリー、と言うから ゆりを想像していたけれど、葉っぱの
模様などをみると Lady slippers(日本では アツモリソウらしい)と
同様 蘭の種類に入るのかもしれない。 まだ 小さくて写真はとれず。
イースターと言わず かつては スターリリーと呼ばれた。
日本では カタクリ、でもこちらのは ピンクではなくって白一色。
蕾も やっぱりバレーダンサー。
Trillium も Lady's slippers も 踏まれても踏まれても、そして
氷点下の冬を越しても 毎年 花を咲かせているが それは 森や
山の 自然界だけで 家の庭などには 決して咲かない。
Lady slippersは 時々 人が探して 採ってきて ポットなどで
咲かせているらしいが 手がかかりそう。
野生の すみれ、ピンクのは 更にちいさい。
メープルは この季節の芽吹きが 色も形も目立って目を引く。
1年のうち 2週間も咲いていない 貴重なこの時期に 気持ちよい
ハイキングをしながら 自然の花を堪能。 しかも車でたった10分、
家で四苦八苦して育てなくても 今の私には 心身共に 満足。