ステーキ　ナイト - mosshaven’s blog

mosshaven2008-10-09

やっぱりデイナーショー、とは
言わないらしい。

今夜は　例の　おじさんのカントリーミュージックも聞けるし、
夕飯の支度もなし、週末だけれど　ゲストも無し、ということで
ゆったり気分で　マーケット、と思ったせいか　又昨夜も２時近く。

早朝の眠気をさらに誘う　茫洋とかまえた　このおじさん、いつも
こんな　パーフェクトな絵姿はない、と　思っていた。
きょうは　許可を得て　パチリ。

今回　彼氏の奥さんがMayor(市長）選挙に打って出る。
彼女は　かなり弁の立つ　セイロン生まれの女性で　EM　の推奨運動を
したり（私が前に作っていたので　講習会に誘われたけれど、、忘れて
しまったし、、）地域で食料生産やごみの選別、リサイクルなどにかかわって
いるが　ご主人はこの通りの素朴な感じ、でかなりお年も　離れていそう、
なんだか　不思議なご夫婦（って私達だって何といわれているのか、、）

突然　犬の大きなほえる声が、したと思ったら　こんなすごいドーバーミン
（日本語ではドイツ語よみか　ドーベルマン、）つやのいい毛並みと
この大きさ、ちょっとそばによるのがコワイ、

後姿さえも　こわい。　　けれど　なんて立派な姿。
思わず見とれてしまったけれど　

近くで見ると　実に可愛い目をしている。
オーナーによって　性格もいろいろ、ということは　我が家の娘は、運が
いいのか　気の毒なのか、、

５時から　オープン、のステーキ　ナイト、　いつも時間にきちんとお見えの
カップル、とごいっしょに早めの到着　　場所は　リージェント（どの都市にも　
ひとつやふたつはある）もともとは　退役軍人のために　政府が建てたビル、
パブやレストランより　安く　飲食が出来、ここにくれば　知り合いがいて、
という感じなのだが　普段は　ポリースなども（メンバーとして）ここでよく
飲んだりしているらしい。　　

週末のこんな　スペシャル（毎週ある）は　メンバーでなくとも　誰でも
１２ドルで　参加できる。　　いつも　外からしか見たことがないので
きっと　古くていかめしい雰囲気？と想像していたが　まるで教会のホール。
質素、シンプルで　中央の壁には　ミリタリーのマークと　女王のシンボル
のサイン。

そして　働いている人は、、、みな　８０代くらい。

バーベキューは　２階のベランダで、こちらは　ちょっとお若い、
けれど　あいさつにみえた　プレジデント、お皿の片付け、そして
お客さん、、も　殆ど７０代、というより８０前後（たいして私達だって
かわらないのに、、自分のことだけは気がつかない）　

丁寧に焼かれた　あまり大きめでない　ステーキは　その辺の
レストランより　ずっとおいしかった。　　音楽のはじまる
８時まで　近くに座っている人や　ミュージシャンたちと　おしゃべり、
しているうちに　いよいよ　ミュージック　スタート。

なんだか　ホームにいるような、、、錯覚は　音楽が始まると　突然
（シニヤに近い、いえ　同じシニヤの）私達は　電気に打たれたような
ショック。

音楽が　始まると　待っていたかのように　カップルが　次々と、
すべるように　中央に、、、その滑らかさ、リズム感、軽やかさ、
足だけ見ていたら　とてもとてもシニヤなんて、、いえ　からだつきまで　
変身したかのような、、

姿勢もきれい、　ヒールの靴もスカートも（こちらではめったにみない）
シニヤホームが突然　社交ダンス場。

これは　スクエアーダンス？

メインのミュージシャン夫妻は　私達の知り合い。　　彼の歌は一度しか
聞いたことがなく、今回は充分聞きたい、と願うほどの　アーティスト
（かっては　USで　活躍していたとのうわさ）そしてパートナーの彼女は
パーフェクト　ケアーパーソン、主人のママのケアーに時々みえたが
パイつくりの名人、仕事以外の　縫い物まで手際よくさっとしてくれた
小柄なスーパーレディー、なのに　いざ　歌い始めると　あのボリュームと
パンチの効いた　強さを感じる　歌い方は　れっきとしたプロの個性。