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[山荘] 最後の晩餐

でなくって　最後の夕飯、というところ。

こじゅうとめさんが　久しぶりに　泊まりに来る。
私達の山荘の隣が彼女の敷地。　　トレーラーを置いてあるだけ、
で　あまり　利用することもないが　夏が終われば、内部を
掃除、冬越しの為に　椅子をしまったり、カバーをかけたり、
水道を止めたり、、

当然　我が家の　古い山荘も　大活躍のボートをはじめ、バーベキュー
マシーン、ハンギングバスケットや　冷蔵庫の整理、パテイオの家具の
始末など、天気のいい週末に　おかたづけ。

裏庭の畑も耕して　来年に備える。

たまたま　柔らかな日差しで　シーンと静かな秋の一日、
息子も来るし、おばも誘って、今年最後の　夏（のなごり）の
ひととき。

この日の湖は　鏡のようになめらかで　地中海のような
温かさ（想像だけ）に見える

これも　最後の　とうもろこし、と　有り合わせで作った　ポークの
カレー風味のシチュー、夕刻頃には　ちょっと　秋風の立つこの日に
スパイスが効いているし　湯気も温かみを誘う。　　

いただきものの　ぴりっとしたブラックベリーワインもあけて　
晩餐ならぬ夕飯は　これだけで皆満足。　デザートも　たまたま　
つくりおきの　新鮮ルーバーブケーキがあったし　買ってくる
ハンバーグでも　いいけれど　やはり手つくりがあればベター。　　

コレぐらいの人数だと　いつものようにばたばたとせず　
ゆったり座って　会話に入れるし、（って　私のこと？ナナいわく）

こちらは　翌日の　散歩。　　

何の木やらはしらねども、、、　軽やかそうな葉ではあるが　
何本かそろっていると　レモン色が　青空をバックに　さやさやと
ゆれている様は、、、自然ってなんと美しい、としばし見上げる。

チェスナットの実も大きくなってきた。

この夏は　殆ど雨しらずの好転気のせいかどうか　フルーツの
みのりが　見事、りんごなどは　どこの庭にもびっしり。
観賞用にも　赤いりんごが点々とかわいらしい。

これは　なんという花、か　それとも実？　　珍しい青みがかった紫の
小粒が集まって　思わず　いつも立ち止まって、、

そして　我が家の　裏庭のつた、この２，３日で　こんな秋色に　

寂しいイメージの秋、実は　自然が　豪華になる季節
ついつい　たちどまって、、、

見上げるのもいいけれど　私のことも　アテンション　プリーズ。