海景色

mosshaven2007-07-17




この日は 1日に3箇所の海を
みることができて 幸せ気分に
浸った 私。


でも 今は真夜中の12:30. 浸る気分ははしょって
写真で うめて 早く寝ないと 又 明日も寝坊して
しまいそう。


目がだいぶ悪くなってしまったお隣さんを Nanaimo の
目医者まで おつれすることになり、ついでに マーガレット
おばも ナナイモの親戚に泊まりにいくということで 4人で
早朝出発。 


1時間の後には お隣さんを病院に ドロップ、(彼は 
こちらで1泊)。  マーガレットは 海を眺めおろす
息子さん宅、彼は 主人のいとこにあたり、私たちも
久しぶりなので ちょっと早いがおじゃまする。
うかがうたびに 感動してしまう。  まず 家に到着する
寸前、坂を上り詰めたところから一面に ナナイモの海が
あかるくひろがる。

居間の窓いっぱいに見晴るかす 海はなんとなく 
伊豆半島の海を思わせて 思いっきり明るい。 
続く広いベランダからは 更に海が広がる。 ヨットや 
フェリーボートもよくみえるらしい。
この居間の海を見下ろす安楽いすで 本を読んだら
最高、私ならどこにもでかけたくないと思うが 
彼らはしょっちゅう旅行にでかける。
そんなものかもしれない。

小一時間おしゃべりしていたら 朝食をとっていない主人は
とてもいいパブがあるらしいから そこにいってみようと提案。
(パブは 飲むだけでなく、食事が以外とおいしいところがある)

普段は 又 パブ? とふくれぎみの私だが、今日は 私も 
ハングリー。  でも おなかだけではなくって 目のほうも
かなりの満足度。  ナナイモから 30分ぐらい。 ビーチを
真下に望む McClure House, チューダー様式とでも
いうのだろうか 古い格式ある 木造立ての館を 
アイリッシュパブにしたててある。



広大な 自然庭園にかこまれていて 真下の海の波の音が
かすかに聞こえてきそうなくらいの距離と雰囲気。  
古いたたずまい、おまけに時間外で 食事をしているのも
私たちだけ、ごうかなひとときだ。
彼も こんなところで飲むビールは 一味違うに違いない。
周りには これも ふるいが よく手入れされたカテッジと庭、



そして どこにでもあるわけではないが特にこの近辺に 
あちこちみかける アービュータスの大樹が 海の
風景をよりユニークに雰囲気を引き立てている。  
いついつまでもゆっくりとしていたくなるが 何せ、
我が家には ビーグルが、、、

ゆっくりと遅いランチをした後は 夕飯もいらないくらい、
というわけで では ちょっと遠出の散歩につれていこうかと、
再び 彼のアイディア。

家から 車で 20分弱で シーンと静かな 入り江の
キャンプ場、China Creek に 到着。  以前 来た時は 
まだ寒いころ、広いキャンプ場には 車一つ見えず、
目の前5−6メートルのところにオットセイが顔を出して
いたり、と 無音の大自然の入り口に たどり着いたかと
おもうような錯覚におちいる。
  

でも けっして 自然だけではなく、ここは 昔から つりで
にぎわったキャンプ場。  設備も整い、何十年ものの
うえきなどが いいかたちで 事務所(冬は無人)脇に
ひっそりとたたずむ。

で、この日は 夕方でちょっと人の数はほとんどみえないが
トレーラーの数は 何十台、、、 海側に面して 駐車の
車は 長逗留らしく、風を防ぐために、塀まで立て、花を
うえたり、デッキチェアーや、サインまでおいたり、、 
目覚めれば、目の前に人気のない海、荒波がすぐ足元に
せまりきて、流木の間をさんぽしたり、まきでコーヒーを
わかして 読書、つり、キャンパーの醍醐味が想像できそうな、
そんな 海辺。



一日で 私の好きな こんないろんな海が見えるなんて、
やっぱり ガーデナーも たまには 外に出よう!