冷暖房器の設置
この1週間ほどの間 わがやは 数人が入れ替わり立ち代わり家の内外で あれこれの作業を終えてくれました。
そして 有難いことに、
数日前に やっと暖房が入りました。
(暖房が切れているときは)あまりの寒さに トイレに行くのも、朝の着替えも、、お料理も、ぐずぐず、、、 バキュームだけは 大丈夫、(体が暖かくなる)
ひんやりと冷たいトイレ(こちらではトイレにカバーが付けられない)
食事時は 先ずオーブンを付けて 一寸周りを温めてから 食事の用意、
普段は (7,8畳くらいの)ちいさなオフィスで 暖房機を付けるとすぐ温まるので コーヒー片手に、この部屋で コンピューターやらあみものやら、、、(それなのにブログはさぼり) 暖房が入ったら あれもこれもしよう、普段はなんとも思わなかった 暖かな陽や暖房のありがたさ、
でも 暖かくなったら、、直ぐに感謝が薄れて、、なんていう怠け者、、
かなり大きいプロジェクト、’全体のまとめ役として 来てくれた若いレディーが
冷暖房機の状態や新たに設置する場合の手順を決めたり、政府への書類を確認、実務のアレンジをしてくれたり、、、家の外にも おおきな鉄製の箱が設置されます。
費用は250万ぐらい、ですが シニヤであること、、設置の必要性の有無、低収入(年金収入が ギリギリの線で 申請できて よかったという 皮肉な結果)そしてBC とカナダ両方からのグラント(支援金)を組みあわせて ほぼ無料(少額を数年のローンで返却)になるという ありがたいシステム、
ほとんどの冷暖房機がオイルを使用、とあって 国としては 環境問題、節電の両方からの理由、そして シニヤが 健康上生活困難になり ホームや病院に移った場合にかかる費用は 自分の家で(国の認めた)ヘルパー(少額です)にきてもらうよりはるかに高額になり 国の負担が増える、ということのようです。そして勿論 住み慣れた家からシニヤホームに移りたいひとなんていませんから、、両方の側にとって万々歳のシステム、にもかかわらず この複雑な経緯、なんとかならないものでしょうか。
(おしゃべりの)ドンが コーヒータイムに この話をしたら、
あの人もこの人も、、知る限り 5,6人の暖房機が古くなっているので取り替えたい、どうやって そのグラントを申請するのか、と問われたそう
とにかく複雑なシステム、コンピューターのみでの申請、とあって シニヤはお手上げです。 どうにかこうにか かれが四苦八苦して終えた申請書類も 娘が手伝ってくれてもズームでは限りがあるので 最後の仕上げは 孫レデイーがこちらに来ているときに見てもらうように(娘が)頼んでくれて、、、おお助かり (ドンは人に頼むのが嫌いですから)
ドンのいとこも さっそく係りの人に依頼したけれど、係りの人が手伝える範囲は限られていて、その複雑さにもう、、ついてゆけない、、とギブアップ、
で、ドンが できるかぎり 手伝うことにしたのだけれど、、うまくいくといいのですが、、 この土地では我が家と同じ年代に 建てられた家の冷暖房機が 時を同じくして使い物にならなくなっていたり、特にいまは オイルの高騰、且つ なるべくオイル使用を避けなければならないこともあって、、どれだけのシニヤの人たちが困っていることでしょう。
どこかにオフィスがあって そこに行けば係りに人がいて、質問出来て、、という時代は終わったようで、、、Mosshavenのようなコンピューター音痴は もう何もできない、まして 英語圏、歳とともに自国の言葉に帰ってゆくものとしては、、あまり考えたくないような日々、って 大げさにいえば (私 ひとりで)生きてゆけない?
この係りのレデイーには 余りシニヤにはかかわりたくない(ドンがいとこを紹介した時に)と言われました。 きっと シニヤの方々は 全ておんぶにだっこ、の人がおおいのかもしれませんね(だって どこに質問していいかわからないんですから)ドンとしては 彼女のビジネスになると思ったのでしょうが、、彼女には 1000ドル弱が払われます(こちらも政府のグラントからの支払)
(何故か?)私達には 快く引き受けてくれた彼女、
何度も来てくれたので コーヒーとスナックを出したり、全部終えたときは
こんな便利なパッケージをセールでみつけたので ブラウニーをお土産にやきました。 オーガニック干しブドウとあらかじめローストして置いたクルミも入れ、ヘルシーブラウニーがかんたんにやけました。
とてもフレンドリーで 親切なお嬢さんだったんですよ。
冷暖房器、いままでの半分くらいのおおきさなので すっきりしました。
こんな時は ドンが全部 物を運び出して そしてこんな風に片づけ上手、
あの古い🎄包装紙、、、スペースがあると ついつい捨てずにいるので、、
始末しなくては、、
この部屋は都合のいい物置(でした)、古いコートやおおきなキャビネット(書類がいっぱい)季節外れの衣類、、積み上げられたアルバム、などなど、、ちょうどいい機会、いったん出したもの(不要なものは)再び持ち込まないようにしなければ、、、
この古い木箱?佐々木製茶、静岡掛川に今も立派に活躍の会社、
一体どこから来たのか二人とも 全く記憶にない、ということは おそらくドンの父親が この土地の当時の木材大企業で仕事をしていた時、日本とのビジネスも多くあった関連からの産物(?)かもしれません。いったいなにがはいっていたのか、お茶でないことは確か、、
いとこには ドンが できる限りのアドバイスをして彼女に受け付けてもらえるといいんだけれど、、、聞いた話では 建材用品のお店には よくシニヤが見えて、もう家が古くなって直さなければならないけれど、自分にはできないし、どうしていいかわからない、と涙ながらにはなしたり(身につまされる、、)ともかく 問題を抱えているのは我が家だけではなさそうでした。