娘の 交際範囲
とでもいいましょうか、、、
湖へ行く その日の朝のこと、
いつもの マックのミーテイングに ドンが娘をつれてゆき、わが家に滞在していることがわかって 朝からのお立ち寄り、
先住民の チーフのおひとり、ベンさんです。
娘は 先住民との和解問題に取り組んでいるので お互いに話も合うようだし、、、
彼氏、以前にもご紹介しましたアーテイスト、ユーモアがあって知的なシニヤ、近くにお住いの頃は 時々見えていました。
こういう方はなぜか突然見えても (何をしていても放り出して)お茶の用意をしたくなる方、中には 又? 人の都合も考えずに 突然 家に入り込んで、、このいそがしいのに(というほどいそがしくはないMosshaven)、と思わせる人もいるのにこの違いは何なのでしょう、、、 人格の差?
最近は あまり(Mosshavenは)会うことの無かった彼氏、
奥様の体の具合が悪くなって おふたりで ホームに移られ、
たまにはこちらに見えていたけれど、今は 足が不自由で
運転もできず ウォーカーで移動、
ということは わざわざ ウォーカーを使って
バスに乗り バス停から ウオーカーで わが家まで見えた、ということなのです。帰りはもちろんホームへお見送りしましたが、
女性好き? 昔 日本人のガールフレンドがいた、という話もきかされたし、、、そのせいで Mosshavenにも フレンドリーなのかしら?と思っていましたが、
昨日のコーヒーミーテイングでは 言葉少な、だったと聞いていましたが 彼氏 ウン、やっぱり 彼女は お父さんにもお母さんにも似ている、と話し始めたときになぜか 日本人に対するもっと深い関心があるような気がしました。 ユーモアが多いけれど 決して本音で話さないことも沢山ありそう、 この国の先住民の方たちは 口には出せないような 苦しみ、悲しみ、辱めを 白人たちから受けているので 簡単には 白人たちを信用できないと思っている人がほとんどなようです。
いまでも 彼等を見下している人が多いし、実際 私たちの知人は ダンスパーテイー等で 大声で(酔っていたのでしょうか)ここはお前たちの来るところではない、などと言われた、と聞いてびっくりしたこともあります。
ベンは若い時に 北方の海岸近くに住んでいて 日本人のFisherman と したしくしていたし(そのFishermanのおまごさんと私たちは 知り合い、偶然です)日本人は彼にとって ちょっと特別な人種なのかもしれません。
この日は 湖に行く予定だったので、又 明日 続きを、ということになり、
翌日 彼女は 彼氏を むかえに行き、さらに いっしょにもうお一方の 先住民のチーフ、ジョージの家に向かいました。
ジョージも 朝食ミーテイングのメンバーで 何度かお会いしましたが 物静かで いかにも長老の風貌、彼のお父さんは 多くの人に尊敬された知識人、且つ有名な アーテイスト、著作もかずあるとのことで むすめもジョージの健康なうちにいろいろ話を聞いておきたかったようです。
左の方が運転をして マーケットに Mosshavenを訪ねてくれた時の写真
いつもは 物静かな彼がなんと 3じかんあまり 自らいろいろ多くのことを話してくれたようで むすめも驚いていたようです。
その帰りだったか行きだったか、ジョージも目が悪くなりもう運転ができず おふたりを 大きなビルであるカシノに用があるということで お連れしたら レストランも覗いていたので おなかがすいているんだったら たべていく?とむすめが 提案、
3にんで (仲良く)ランチを食べて とても たのしかった。と彼女、
あらだれが払ったの?(さほどお安いレストランでもなかったし) 私よ、と当然のごとくいいましたが
彼女 手術を控えていたこともあって かなり 深刻なテーマの研究は 身体にも影響があり (実は この手術に至るまでの経過,此の学びからくるストレスが原因だったようです。) 休職状態が 半年余り、つまり失業状態、失業保険も年金もないし、などと いつも 採り越し苦労の母親に比べ 彼女は やっぱり父親似、金銭が 人生の中で
まったく重要位置を示していないようです。
着るものは (ブランド物は 貧しい人や子供たちを搾取しているからと一切着ないし)セコンドハンドで買ったりするくせに 火災事故に出会った人への寄付金などをはじめ おかねの出し惜しみをしない。(いいことなんですけれど まず自分のことを考えたら?といっては 彼女を怒らせている母親)
衣食住のうち わが家は3人とも 今や 先ず食(ビールやワインもおさかん)に重きを置いてしまうようになりました。 でも まあ お金のことだけを考えている人生よりは いいかな、って 自分にいいきかせているような日々、Mosshven 昔は それこそ 衣食住の順番だったような気がするけれど、、、 でもこちらには 気に入るような 衣服が見つからないし、住まいはもとより衣服だって いい品質は やはり食よりは 金額の差がおおきすぎる、から まあ 当然の結果、
もう20年近くも前になる高校時代に 友人が 専門学校に行きたいからということで 自分の持っていたわずかの貯金、30万円余りを すぐさま貸してしまった彼女(なかなか返さなかったのでドンが 中に入りましたが 本人あまり心配しているようにも見えなかったし)
お父さんに似たのね、と友人に言われるまで気が付かなかった。
そのころは こちらもまあどうにか生活していたので頭の中では 何かあれば彼女をたすけるぐらいは、と軽くかんがえていたあまちゃんのMosshven なのでした。