Dead Forest

mosshaven2011-02-03



ちょっと曇ってはいるけれど 日中は 6−7度、と
あたたかいし 久しぶりに 山荘へ出かけることに、


その前に ナナへサービス、とは言いながら
私たちがまず必要なエクササイズ、一番 お気に入りの
スプロートレイク パークに、


途中 こちらも久しぶり、 アボリジナル(原住民)の ミュージアム

冬だからか 本日は 休館、とあったけれど、
私たちの姿を見て 後ろから 入ったら、と声をかけてくれた
彫刻人、


一人娘が いよいよ大台 突入の誕生日も近い、
なにか いいものがあるかしら、と 見せていただく。


こんな静かな森の一軒家で 一人もくもくと レッドシーダーを彫って
若いのに 好きでなければできない仕事、
この 彫刻は 今建築中の ポートアルバーニ Visit Centre の
入り口ドアーに 使われるとのことで 丸太から できたドアーに
直接 カーヴィングを施しているもの。 かなり古い大樹にちがいない。


ここから 10分ぐらい ドライブの後 到着の自然公園には
誰もいない。 道も乾いているし 寒くもない、こんなお天気なのに、
と思って歩き出したら、、


なぜか いつもの感動、がない、 
萌えいずる新春、緑深き夏 思わず見とれる黄葉、それに 多少 雪に
覆われた林だって(まだ 出会ったことはないが)きっと 胸打たれる
風景に違いない。


それなのに、今日の この ありさまは 何か違う。
そこへ主人のことば 今は Dead Winter、
そうまさに 死の(冬というより)森といいたいような 暗さ、
生きているものは 何一つなくて すべてを拒否されているような 世界。


せめて 日が差していたら きっと 冬の ぬくもりを感じさせてくれた
かもしれない。  東京では考えても見なかった 太陽の恵み、


ちょっと上から見下ろしたら まるで devil's pond(悪魔の池)とでも
呼びたくなるような暗さ、(でも実風景は もうちょっぴり明るい)
又 春がやってくるのだろうか、と疑問を投げたくなってしまうほどの風景。



それでも このパークは 歩きやすい道が続き、歩くこと自体は 気持ちがいい。
そして 死の眠りから解かれた 木々に出会う日を 待ち望みながら




この ピクニック スポットが 生き生きと 緑に輝く日に又 訪れたい。


ひとつだけ 自然の中で生きているのは におい!

私にしか わからないんだから、、、まったく

そんな風景なのに でも まだまだ 歩き続けたい気持ちを抑えて
暗くなる前に 山荘のチェックをしなくては、(といっても 点検は
全部 彼がしてくれる、私とナナは ついてゆくだけ)



今日は 違う道をとおっていくから ちょっとものめずらしい。

ここは この広い湖 一帯の中で 唯一の 古い パブ、
さすがに 冬は 休業、

最近は 住んでいる人がほとんどで 


立派な家も多く、手入れもよくされている。
我が家は 夏だけ 騒いで、あとは 最低限の点検だけ、、


たまに来て見ると 
することは 山のように、、、
今日も きてよかった.冬はとめておく ホットタンクの水が
まだ全部ぬけていなかった。


山荘は やはり男手、それも 家の仕組みがわかって 力のある手がないと
とても 無理、何もしなかった主人でさえ、随分 いろいろなことが
できるようになった。  


あら forsythia(連翹)の芽が出ている、とか


きょうは 無風状態だから まるで鏡に映し出されたみたい、とか
そんなことばかりに 目が行って、、


男に生まれなくてよかった、等と 甘えたことを言っているのは
Mosshavenだけ、らしい。