行きつ 戻りつ、、、

 

 

昨日は 執刀医との面談、

 

術後 6-8週間の 安静が必要(すでに3週間ぐらいを経てはいるけれど)といわれて (調子が良かったり悪かったりの日々、、、でも明日こそは、、あれもこれもしてなどと思っていたので)がっかりして帰宅、

 

 

芝刈りも気になるし、、

先日いとこにしてもらったけれど、ドンのように エッジの始末はしないので

あちこち すこしずつ花壇や畑やら もう茫々と伸びほうだい、

 

暑くも寒くもない こんなお天気が続くと Mosshavenには パーフェクト ガーデニング

 

珈琲ミーテイングから帰った彼が もうすぐ俺ができるんだから(庭仕事) そんなにいっしょうけんめいするな、、腰が痛くなるぞ、、、

彼 自分ができないのに わたしがやっているのが気になる?

 

やっぱり自分が いろいろできないことで 気が滅入っている、、、らしいから

私も適当にすればいいのに、、、いい加減でやめればいいのに、、草取りなんかに夢中になるなんて、、、それも ちいさなナイフで 土を掘り、中の小石を取り出して、、枯葉を摘んで上から土をかぶせる、、、(と腐葉土ができる)

 

こんな古い家、庭も 素人があちらこちらに植えた草花があるだけ、私たちだって

いつまでここに住めるかわからないのに、、

 

彼は いつも 何もしないように見えるけれど、、大きな土を買って、家まで運んで(車に積むことさえ私には無理)シェッドにおろして、、

去年からの堆肥も きれいにゴミを取って 私がやりやすいように シェドのそばに移してくれるし、、

 

ちいさなゴミを堆肥箱に入れるのも彼の役目(重くて蓋を持ち上げるのが大変だし、なんとなくこわい、、)

ナメクジが出ると そのうえにしおをかけるだけのMosshaven,

翌日には 彼がどこかへ始末してくれるし、

重い鉢植えは てきとうに 場所を移してくれるし、、、

それに 鉢の植え替え等で 鉢や土、道具、等いっぱいでているのを

ときどききれいに片づけてくれるのも彼、(キッチンの片づけは一切できないのが不思議だけれど、、、)

 

けっこう いろいろしてくれています。

それがすべてストップ、、だから いくら頑張っても追いつかない、、

 

でも 毎日 どこかで芽が伸びていたり、つぼみがでてきたり、

花が咲きだしてきたり、見つけたときは 本当に至福の喜び、、

ことしは特に シャクナゲとつつじがみごと、(写真が1枚しか載せられず、、残念)

 

シャクナゲは BC州の気候にあっているらしい。東京などではあまり見かけなかった。

 

昔はあまり興味がなかったけれど、、ゴージャスに大ぶりの花が開いた後も急速に伸びず緑の葉が 一年中みられるし、枝が柔らかくて処理しやすい。切った枝や葉っぱを鉢の下に入れておくと 土がちょうどいい具合に混ざって自然環境をもたらす(と自然栽培推奨のMosshaven)

 

花が終わった後は 花柄摘み、(鉢を入れると10株、すべてはとてもできないけれど、、)摘んだ後の花柄は捨てずに木の根元にそのまま散らすと 雑草も生えにくくなるし、、寒さなどからの保護にもなる。

 

ライラック、雪柳も枝を切らなけれぼ、

一面に増えたいちごのそばには かならず雑草が出るし、、、

というわけで 冬の間の退屈から途端に 忙しくなる春の季節、、

 

冬の間は、、孫ちゃんのブランケット、かぎ針編み(もう渡してしまって写真撮り忘れ)

をしながら、ユーチューブで、、、ドストエフスキーの カラマーゾフ、何と84巻まで 朗読を聞き終わり、関連フイルムを見たり、 読書会を聞いたり、、、、こんな大作は どこから手を付けていいかわからない。

専門家の分析、3人の子供たちは三位一体の象徴、とか 村上春樹によれば 人類は カラマーゾフを読んだ人間と読まない人間の2種類に分かれる、、とか、、私の理解には到底及ばない作品、

でも 読み応え、いえ 確かに聞きごたえのある大作、心理描写が深い、特に長男のドミートリ―には引き付けられる。  理知的なィヴァン、穏やかでどんな人にも悪意を持たないアリョウシャより、、人から見れば無責任に見える長男ドーミトリー、でも自分に正直で心底では自己責任から逃れられず 屈辱的な経験をしても自分をごまかさない、、父親が ドミートリ―に侮辱されたのを見た息子が カラマーゾフ家の人に反発して 助けようとしたアリョウシャにかみつく、その貧しい一家を見まいに行ったアリョウシャが 頼まれた大金を 父親に渡そうとすると 貧しくても 息子の意地に反することはできないと紙幣を踏みつける(想像しただけで涙が出る)様々な場面での心理描写から それぞれの生きざまが見えてくる。

ドストエフスキー、といえばロシアの代表的作家のひとり、トルストイツルゲーネフチェーホフ、或は チャイコフスキーラフマニノフ、、偉大な芸術家を生んでいるヨーロッパともアジアとも違う独特の大国、、、スターリンの時代に 芽を摘まれた多くの芸術家もいたことでしょう。そして今も どれだけの人がむなしく命を絶っていくことか、、3万人とも言われている死者の数、、、人間って恐ろしい。