アクシデント

 

 

といっていいかどうか、、、

 

娘の出産予定を数日に控えた今朝、娘から 今夜ホスピタルに行ってくる、との電話、

 

彼女(とパートナー)は (引っ越し以来)ファミリードクターがまだ見つかっていないので 何かあった時はクリニック、 

 

最近 ファミリードクターの数は少ないだけでなく 自分の気に入った先生を選んだりすることは 早々たやすいことではないのです。

 

私たちも 長年おつきあいのファミリードクターが リタイヤ―で、少々不安を覚えていたら、まもなく若い女性のドクターがきまり、ドンはさっそくお世話になってきましたが あかるくてめんどうみもよさそう、ときいて お世話にはなりたくないけれど、でも やっぱり安心、

 

で、娘のことに戻って、、クリニックには 行ったけれど、それとは別に ミッドワイフ(助産婦)と連絡を取り、数か月ごとに いろいろなアドバイスや時々の確認をしているとのこと、数か月前には (クリニックかミッドワイフのいずれかから)胎児の様子を写真で見せてもらったり、順調に育っていることなどが確認できていた様子。

 

最近は 帝王切開がだいぶ進歩しているようで 割合多くの母親が 選んでいる方法らしく 去年 生まれたひ孫ちゃんも Caesarian Section, 医療現場では簡単に 

C-Section とよばれているそうですが、

 

帝王切開って? 何だか古くて 重々しいというか 一寸恐ろしいような感じさえ覚えてしまいそう、この帝王というのは 文字通り かの有名なジュリアス シーザーのことですが、このシーザーというラテン語の名前の由来は分家、派生、切り取られた(大昔分娩で亡くなった母親のベイビーは切り取られて一緒にほうむられた)というような意味から 今日に至ったようで ようやく納得しました。

 

で、予定日を過ぎてしまったら C-Setion ときめて その旨 依頼しても その予定の連絡がまだ来ないと聞いていたのに、突然今夜、といわれたらしい。

 

ぴんと来なかった ベイビー誕生もいよいよ、と つぎの電話を待ちかねていたら、

 

あら、また電話、、、、まだホスピタルについたばかりのはず?

 

ホスピタルについたら、そんな連絡は聞いていない、って?

そして もう週末になるので 予定いがいの手術は月曜以降、、、ときいて

いったん 手術で (簡単に)済むと思っていた彼女には 少々気の毒、な気もしてしまったけれど、

もう 帰宅後はベイビーと一緒と思って、準備万端、掃除もしたし、なにもすることないから ドーナッツでも買って帰るわ、と あっけらかん、

 

それにしても こんなことがどうして起こったの? 誰かがどこかで間違えた、とも思えない。

 

もしかして、、、

彼女、最近 苗字を変える手続きをしたばかり、

ドンの側の姓は 生まれたばかりのベイビーを加えて 孫が8人、その親やパートナ―を入れると11人、これからもふえつづけることでしょう。

 

でも娘の母親であるMosshavenの姓は もう わたしひとりだけ となってしまいました。

Mosshavenには 今唯一の家族である弟がいたのに 連絡が取れなくなってもう20年近く、父方のいとこふたりは亡くなっているし、東京には 数年前に連絡がとれた姪っ子が一人、いずれも 姓は異なるし、 親しみを感じていた叔父、そして母が亡くなって以来、日本は Mosshavenにとって 祖国でありながら 戻ることの無い祖国、

まさに故郷は遠くにありて思うもの、という心境、だいいち ヴァンクーバーでさえ 田舎のねずみなら、 東京なんて まるで 超浦島太郎?

 

誰かさん、このブログをみて聯絡をしてくれるのでは、、、という思いがあったので

こんな退屈ブログでも つづけていこうかしら、、、と思いつつ、、もう こんなとしになってしまいました。

 

で、この歳になると カナダでは全く使うこともない 旧姓、あまり奨励もしていなかったのに 娘が 自分で本を出版したりする機会があるときにも 短い名前の方がいいし、パパの側の父方の姓は自分が抜けてもたくさんいるんだし、と自分の姓を正式に変えたばかり(Mosshaven本人はまったく気にしていないのに、、)なので こんなことで書類上のいきちがいで ホスピタルに連絡がゆきとどかなかったのでは?などと、、、あれこれ考えたりした一日でした。