見送り

 

 

娘が帰る日、ドンは 朝から マックで 珈琲、

 

そして 新たに(マックのコーヒータイムに)ジョインしたベンを

仕事場(といっても 今のところ全員ボランテイヤらしい)まで連れて行き、彫刻の様子を見たりお喋りの後、 ホーム(奥様と別々のお部屋ですが 新しくて清潔、結構広いし、食事を別にすれば 居心地よさそう)へと おつれして(まるで プライベート運転手)

 

Mosshavenも見に行ってきましたよ。 またまた、牛にひかれて善光寺、(こんな古い表現、若い人には通じない)

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なんと 19メートルもある シーダーの大木をトーテンポールにしあげる プロジェクト、雨の日は テントから雨漏りでびしょびしょ、風も吹くし、楽しい日ばかりではありません。

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此方のカーバーは ポートアルバーニの メインストリートの突き当り、女性像は 川に向かって、男性像は 通りに向かって

ウェルカムの 歓迎立像を彫り上げた ご本人、

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発想の意味合いも含めて 素朴でシンプルな故に 見れば見るほど

どんな人にも 親しく深く浸透してきますよね。

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そしてこちらの ミューロー(壁絵)も彼の作品、ダイナミックな躍動感がつたわってきます。 

 

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今 作成中のトーテンポールは

ベンや彼のほかにも何人かのアーテイストが参加していて


出来上がったら ビクトリアの大学に設置されるそうです。

 

話しは もどって 帰宅したドン、ナナイモまで ベンも来る、

え? どうして彼が来るの? 何もすることがないし、一緒に行きたい、とのこと、

 

最初は 別に用事があるわけでもなさそうだし、人の家族に同行?、、、と思いましたが その いっしょに行きたい(いえ 自分も行く)、という発想、彼氏の場合、なんとなく ほほえましくおもわせるような 人柄、 先住民の方々は 皆家族、親戚、といったような雰囲気なのです。  

 

あれもこれも俺の孫、親戚は無数、といった感じ、当然 いろいろ面倒も見たりしているようです。  マックのコーヒーには 今 10杯分のクーポンを集めると 一杯の珈琲が無料、ベンはみんなからこのクーポンをまきあげては 知り合いの(貧しそうな)友人に あげていました。 彼等にあげるんだから(クーポンを)よこせ、などと言わずに黙々とやっているところが 彼らしい。

 

またまた それました。

 

ベンは 日本人(それも女性)が好き、それに娘とフェリーが一緒だったし 親愛感も増したんでしょうか。

 

ナナイモへ行く途中、ランチを食べていこう、と言い出しました。でも彼女は時間がなかったので、

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けっきょく むすめを見送って 彼氏のお気に入り レストラン

で 3人リラックス、

 

ごちそうになりました。  娘にごちそうしたかったのでしょう。

でも彼女はベジタリアンですから お肉好きのベンとは あわなかったから ちょうどよかったかも、、

 

イヤー、こんなヴォリュームのお肉は 久しぶり、うれしいなー、って 何度も言ってたドン、

 

ここのおみせは ポピュラーで ほぼ満席、だけれど

Mosshavenには 苦手、今日は僕のおごりだ、と言われると

そんなにお安くもないし、食べたいものもないし、とにかくボリュームがすごい!  オードブルの エビをたのんでも 

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半分でやっと、油分が多すぎるし、、、(おいしい和食ならいくらでも食べられるから決して少食なわけではない、、)

 

ふたりとも あんなの(大きな肉の塊、それに 油!)よくたべられる.いつも 新鮮な野菜を喜んで食べていたけれど 彼は こういうものがやっぱり好きなのね、と思っていたら、

 

やっぱり彼にも ちょっと too much だったらしく

しばらくは食べたくない、、、って じゃ あんなに嬉しそうなことをいっていたのは? 彼 必要以上に気を使っていたけれど

 

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ちょっと いつも大げさ、人を喜ばせようとするサービス精神は わかるけれど、 でも ベンは たべるのにいっしょうけんめいで 彼の言うことも聞いていないようでしたよ。  まあ雰囲気もあわせて ナイス バースデイデイナーとなりました。

サンキュー ベン!!