娘の見舞いに ヴァンクーバー 旅行

 

 

そうです。  今回は 娘の手術が心配で 出かける筈だったのに、、

 

結果としては (結構)楽しい旅行、となるなんて 何よりラッキーなことでした。

 

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 でも、ドライブ中に 写真を取っていたら、こんなのが、、

なんだか 彼 いつものように元気がない? やっぱり 顔に出るときがあるんですね。  私のほうが のんびり?  いえ 自撮りがうまく取れなくて練習中、あら又失敗?と笑っているところ,

 

今回は 娘がヴァイオリンを教えている生徒のご家族、が ぜひとも泊まってくれ、とのご親切に甘えることにしました。 もう7年も 教えているだけでなく、家族同様のお付き合いらしく レッスン後には ワインを飲んだり食事もしたり、生徒はちょうど反抗期の年齢、母親は (私たちの)娘を通してしか息子と話ができない時もあるほど、とか(?)

 

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とてもご親切な方、私たちの前には お父さま、私たちが帰った後は 妹さんご夫妻が泊まられるそうですが ベースメントは ほとんど ゲストのために使われているらしく とても使い心地のいい、寝室、バスルーム、キッチン、リビングルームが あって 我が家より 遥かに新しいし デラックス、お茶のセットや 朝食用のホームメイドクッキーまで用意してくださって、、、

 

そして とても 素敵なネイバーフッド、なにより 付近のお庭に見とれて、

毎日散歩に出かけたい! ちょうどいいサイズのお庭ばかり。などと付近をきょろきょろしている場合じゃありません。

朝の10時に手術、なので一番のフェリーで 出かけても 手術前には会えなかったのですが、、そろそろ終わるころ、と思いながら 受付で訪ねて 居場所を確認、

手術室のある階につき、又受付で聞くと 案内された 集中治療室(?)に

娘が坐っていました。大きなバブル(保身?)を抱えて、、、

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もう終わったの!?(馬鹿な質問でした) おなかを何十センチも切った後で 普通に腰かけて話せるわけがない。 (でも 手術がはじまって 2時間以上たっている筈の時間だったから うまくいってほしいとの願いがあったので 思わず口に出てしまって、、、

 

多分 急な出産でも発生したのでしょうか?  彼女の手術が  数時間の遅延、(手術の予定時間が長引く、その間は 何とも言えない不安がつきまとっていたのでは?と思ったら、前日眠れなかったので ううとうとしていたらしく、よかった)

 

ちょうど 手術の始まる前に 私たちが到着したらしく 外科の先生(と思っていたら こちらは麻酔の専門家)がみえて いろいろ書かれている表を見ながら質問その後すぐにナースにつれられて 彼女はその部屋を出て行き、手術の準備、そして 2-3時間の手術となるので、、私たちは ランチに出かけることにしました。

 

こんな時 Mosshavenは 病院内のカフェで 食事を済ませ 待合室で(何となく不安を感じたりしながら)待つ、、、でも ドンは 外へ行って どこか(おいしいものでも)食べるところを探そう、

 

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この病院は 彼の手術の時のように 新しくて明るい豪華な病院ではなくて 恐ろしく古い、周りの木々も 成長して 大きな林を取り越して、森の様、

 

何となく暗い、そして あの先生(と思い込んで)も ドンが 娘の手術、しっかりたのみますよ!と声をかけても 返事も笑いもしない。。。。なんだか 全てに気が沈みそう、、、

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だったので 病院を出て かなり歩かないと お店がない、、、から いいエクササイズ、運動にもなり気分ものびやかになる。  30分近く歩いてやっと見えてきた商店街、

 

いくつかあるカフェやレストラン、見て回って、、ヨーロッパ風のたたずまい、チョイスもサモサやカラマリ、アラカルトもあるし、、、と入ってみたら

ランチ定食だけで やっぱりビッグボリューム、二人ともとても食べきれない。

 

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でも 静かな夏の昼下がりを過ごすレデイーグループや常連らしきカップル、

私たちもやっと落ち着いて しばらくリラックスできました。

 

そして 帰り着いた病院、再び集中治療室に行き、受付で聞いても 中々要領を得ない。 待つ以外にないらしい。 ドンの時には 全ての段階で 物事がきちんと進んで 言われるままに事が進んでいって 病人がどこでどんな状態になっているかなどの情報が いつも手元にあって 英語でよくわからない、ということもなかった。  命の危険、リスクを伴う手術、更に すべての機能が 最新のコンピューターシステム、等の理由もあるかもしれない。

 

彼女の卵巣腫瘍(日本語がはっきりしない)は 開腹してみないと 悪性か良性の腫瘍か判別できない、ということもあって 一日も早い手術を望んでいたのだから

3週間余り 早くしてもらえることになり とにかくラッキー、そのせいで或いは

スムーズに行かない部分もあったのかもしれないし、、と思うことに、、、

 

彼女の手術が終わり集中治療室で 休み、落ち着いたら この廊下を通る、ということで待っていたら、外科医のドクターが現れ、計画していた傷口は 最少にとどめることができたし 腫瘍は良性、彼女は若いから 3日待たずに退院できるかも知れない、と いことだらけの報告を受けて ほんとうに安堵しました。

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そしてストレッチに乗った彼女が近づいてきて、あら ちょうどいいところへ、

いいえ、調べて待っていたのよ、、、 

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部屋は 3人部屋(チョイスはありません。誰もが平等)幸いなことに一番奥の窓際、でも それでもドンの大きくて新しい明るい病室を思い出します)

 

一番手前の方は本当に気の毒、人の出入りは多いし 畳一畳分ぐらい、なぜか ベッドが低くしてあって 見降ろされる感じ、うずくまって寝ていらっしゃるから話しかける雰囲気でもない、それに薄暗い。

ポートアルバーニは 未だ新しいので とても明るく広々しているのに、、、

 

この日が仕事の最終日だったマシュウが ちょうど駆けつけてくれましたので

部屋に落ち着いた彼女が休めるように、と二人を残して(安心した)私たちは 病院を出ることにしました。

 

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夕飯まではちょっと時間があるから あの大きなナーサリーにいってみるか、とドンは私へのサービスもおこたりません。

 

大昔は この近くに来れば 必ず寄っていた 素敵なナーサリー、でも もうだいぶ買ったし、ガーデンウオークも今あるもので精いっぱい、、、と思ったのに せっかくここまで来たのだから、、、一つだけ(❓)なんて思い始めて、、

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結構わが家にもいろいろな種類が いつの間にか 増えているのに、、

あーあ、又買ってしまいました。

 

そして 夕飯に向かう途中 昔休まずに通った教会、

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なつかしい、、、毎週のように通い、いろいろなことがあり、いろいろな人がいましたっけ、、、

 

でも この大樹の群れには 驚かされました。  10年以上たつと急に成長が伸びる、って ほんとうですね。  恐ろしいばかりの緑の連なりです。

 

 

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宿泊させていただいたお礼に 翌日の夕飯を マシュウとともにお呼びしていたのだったけれど、そのレストランは 予約が取れず いつも行列ができるぐらい、ほかのお店がいい、と病人からのアドバイス

 

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で、それじゃ そのレストラン 今晩は 私たちだけで行こう、ということになり(もちろん 彼の意向)彼は 手術など忘れたかの様に(ということもないでしょうが) 夕飯をエンジョー――ィしておりました。 たべたり飲んだりが大好き人間、こんな機会があると 堂々と楽しむ人間です(彼のことばかり、Mosshavenだって おいしい、と 喜んでいたではありませんか! やっぱり ほっと安心しましたから、、、一層美味しく感じられたのかも、、、、

長い一日でした。