春めいて

mosshaven2018-03-08




きました。  7,8度 風がなくて 柔らかな日差し、そんな日は  何をするかといえば ちまちまと雑草取り、、、2時間余りたって 腰も痛くなったし、そろそろ終わり、と 見まわせば、いったいどこをしたの?と言いたくなるほど、、、でも 本人は けっこう満ち足りた気分。



種も そろそろまき時、室内のプラントも水やりが多くなってきたし、さあ、いままでの 怠け冬眠から脱却しなければ、、

寒くて雨の多いこの季節は もっぱら Youtube、でした。



就寝前に 見ていた本が 季節の植物とそれにちなむ俳句、何度見ても楽しいけれど、解説の中で ひときわ 魅せられたのが 山田宗睦、てっきり 植物学者か歌人?ほかにどんなものを書いているのかしら、 読んでみたい、と思っていたものの、そのまま、、、今調べてみたら(便利な世の中,こんなPAのいなかですぐにみつかるのですから) なんと哲学、評論家、でした。 とても むずかしそう、でも その次のページの解説者が やはり最近読んで感動した大岡信だったのです。



第一刷発行が1981年、37年前 朝日新聞社の季寄せー草木花、いいものをだしていたんですね、、、、というか こういう古い本に感激しているMosshaven、やっぱり古い。


古い、といえば  その本を読み終わって、ふと  まだ(全部)読んでいなかった 文芸読本 シェークスピアを開いてみたら まず 中野 好夫の解説にひきよせられて、マクベスを 読みました。 さすが シェークスピア、(わからぬ癖に言わせてもらえれば)本当によくかけている、深い、解釈も色々,こんな年月をこえて 今も 読まれ、研究され、上演されているんですから 永久の天才文学者、なんですね。



で、ふと 日本でも上演されているはず、とYoutubeをさがしたら   視覚から入る部分で ずいぶんと対象がはっきりうきあがり,興味もそそられる。 ハムレットは 更に 多くの上演、なかでも蜷川幸雄演出、藤原竜也、その迫真の演技、さすが 5000人の応募から選ばれるだけの彼. 世の中には 天才が多すぎる。  舞台装置、衣装、すべてが センスあふれる現代風でありながら 奥深いものが感じられて なんとも興味深い.何回みたことか、、、、あきません。


ヴァンクーバーの公園の一角で 大きなテントを張って 毎夏シェークスピアのお芝居をしています。  一回切符をいただいて見に行ったことがある、、、残念 今だったら どんなに興味を持ってみていたかしら? あんなにシェークスピアフアンがいる、と驚いていたけれど,、日本語でも読んでから見れば ずいぶん関心がちがってくるというもの、、、、いただいた切符は 宝の持ち腐れ、いえ 豚に真珠、というのかも、、


サンフランシスコの手前に アッシュランドという シェークスピアフェステイバルが毎年行われるところがあって、あの時も 娘の音楽の研修で 泊まったことがあるけれど、今だったら感激して 色々なところを見学していたと思うのに、人生のタイミングは なかなか あわないものですね。


でもPAに住んでいなければ こんな クラシックをとりだして 読む忍耐心はなかったかもしれない.いったん読みだせば引き入れられるかもしれないけれど、、その前に、こんな古い本を開く前に もっと簡単で今の時世に会った本があるでしょうし、、、



たとえば お借りした こんな本、とか


あきらとあきら、も読みました。  今晩は これから丁度テレビで見るところ、ちょっと古い時代の会社風景、とか懐かしい、、ドンと二人で  楽しんでいます。
結局 日本語の本が入手できれば うれしくてなんでも 読んでしまう、という結論でした。


明日、ではなくて次回はさらに夢中になった本とYoutubeのことでも、、、