外科医のアポイント

mosshaven2015-04-16



ナナイモまで 娘たちを送り、
その足(車ですけれど、、)で ヴィクトリアに行くことにしました。


娘は 行きだけでも 自分がドライブできれば(安心)と思ったようで
ヴィクトリアからフェリーに乗ることにして、3時間半ほど 休まず運転をしてくれましたが
ちょっと長くて気の毒、
時間がなかったので 途中ランチもできなかったのです。


二人とフェリーで別れて、まずホテルでチェックイン。
この日の夕方 会う古い知人の紹介で このレストランで夕食の予定、


100年以上の古い建物、なので 古色蒼然と言った雰囲気があちこちに、、、
階段なども 古いじゅうたん、お部屋はいったいどうなのかしら?


ホテルというより B & B、静かな住宅街に面しているので 落ち着きます。 



このバスルームが 気に入りました。
明るくて 緑の見える窓のあるバスルーム、なんてホテルではめったにお目にかかれませんね。
おまけにベッドが とても 寝心地いい(と後でわかりました)


あまり期待もせずに ホテルのパブに入って 
オーダーした クラムチャウダーが 美味しくてびっくり、
まず やけどしそうに熱いのが出てくると 信頼感100%ですね。



そして お散歩、
ホテルを一歩出れば 隣家の垣根、ほっとしますね。
Mosshavenがいちばん 歩きたい散歩道は こんなところなのです。


可愛いいお庭を覗き見しながら、なので どこまでも歩けそう、


ここは、大きいお庭、と思って柵からのぞいていたら、


あら、ドンが勝手に入っていっていいの?
有名な B.C.州の誇る アーテイスト エミリー カー の 家でした。
思ってもみなかった こんな時に 突然 目の前に、、、
カナダに来た当初 美術館で 彼女の作品を多く見て
すっかり 心を奪われたものです。
  

森林の精気が 迫ってくるような作品の数々、
彼女は ヨーロッパも含めて 多くの土地で アートを学び、
先住民のアートや森林をユニークな彼女の手法で描きつづけ、
原住民の住む部落でしばらく住んでいたり、山で一人キャンプにこもったり、
いつも 猿を抱えて歩き回ったり、当時の英国的なビクトリアの白人世界では
かわった存在だったかもしれません。


この立派な家は 両親から受け継がれた家のようで この内部には
彼女の生まれた部屋やベッドもあるそうです。


暖かな日差しの下、花々をめでながらの散歩に満足してホテルに戻り、
ホテルのダイニング(兼コーヒールーム)で ドンの50何年振りかの
友人と お食事、

初めて会う人とは ちょっと緊張、というか どんな方たち?
と思っていましたが、
彼女、とても気さくで 初めてお会いしたのに
人生の負の部分まで おおらかに 話される明るい方、
彼氏も いろいろあって おふたりとも何度目かのご結婚から9年目、
ラブラブカップル、お二人が出会ってよかった、と思ってしまいました。


海を眺めるコンドーにお住まい、毎年 5月には2か月 フランスに滞在、
色々なことがあって今も引きずってはいるけれど、なんて とてもみえない
お二人でした。