おとなりさん

mosshaven2014-12-08



何度も書き直したのに、、、消えてしまいました。
夜 遅くなると ぼうっとするせいか
まとまらないのです(こんな くだらないいブログでも
最低 おかしくない文章に、、と思うと、つい翌朝見直そうと
そのままにしておくと、、こういう羽目に、、、、)


お隣さんが 3日前に 亡くなりました。

以前は しょっちゅう バックヤードから フロントヤードから
ハロー、と声をかけては 我が家のキッチンで、或いは 庭のベンチで
一杯飲んだり スイーツとコーヒー、
我が家の ファミリーゲストに 加わったり、とてもフレンドリーで
親しいお付き合い、あたたかいお人柄の お隣さんでした。


目を悪くして ドライブもできず こもることが多くなってからは
毎朝の マック コーヒーミーテイングに ドンとともに 参加、
前日まで お元気(とはいえ 糖尿、肝臓も少々)だったのに
家の階段を転げ落ちてしまって 病院に担ぎ込まれ、翌日 ドンが
会った時は とてもひどい状態、このまま意識も戻らないようにみえたそう、


なのに 3,4日たってから少し回復、ドンに会いたいとのことで 会って少しお話もできたらしい。 でも 栄養も水分も管からだし、
心臓発作に卒中も起きているし、ほぼ希望はもてない状態の中
多分最後、といわれて 二人で うかがったときは 目は開いているものの うつろだし、私たちの話し掛けにも 反応が あるようなないような、、、転びさえしなければ、、、と思ってしまうほど 
残念で 思いもしなかった結末に、


体中が 反応を起こして、口から何にも2週間以上入っていないのに
ペースメーカーを装置しているからか 心臓だけは 皮肉なことに
正常な動き、で 見ているほうもつらい。


ドンが 検査の為 一緒に病院を訪れた時、もう 何の進展も見られず
意識もない、と思いつつも お部屋をのぞいてみたら、
偶然というか突然 意識が戻っていて、あちらからのお話は
理解できないけれど 確かに最後の会話があって しっかりドンの手を握って 話さないほど、でした。 


そして 翌々日病院のボランテイヤウォークの 夜、シス(彼女は
まだ うかがっていなかったので)とともに
伺ってみると ファミリーのみ、と聞いていたのに
隣人が来てくれた、と喜んでくださり、シスは 最後のお別れ、
でも ご本人は 既に無意識どころか 彼自身の存在感すら感じられない状態でも対面、ということになり 少し抵抗があったのですが、、これがおわかれとなってしまいました。


お隣さん、デニスには 息子さんとお嬢さんがいるけれど、
息子さんの 仕事や お宅のことはきいているけれど 父と息子、おたがいに訪ねたことがないようでした。
お嬢さんは デニスの奥様が よく旅行に出かけるので、そんな時には自分の中学生の息子をつれてきて 父親の芝刈りの手伝いに来ていました。


でも病院ではじめて会った息子さん、誠実そうだし、娘さんも 私のことを おぼえていてすぐに 有り難う、と、、要するに 感じのいい方たち、


デニスは 息子さんが 15歳の時に 今の奥様と再婚する為に離婚、奥様の 4(5)人のお嬢さんと 自分のお嬢さんとともに 生活、彼もきっと忙しかっただろうし、息子さんは 生活も厳しく そして
傷ついてしまって それ以来 ふたりは 会ってはいなかった、と
はじめて ドンに聞いて 事情がすこしわかったのだけれど 、 
でも こんな時に 息子さんは やっぱり 駆けつけているんです。


ドンはときどき 息子さんの事を聞いていたらしく、
デニスは よく君のことを話していたし、とても気に掛けていた、
きっと このことが 気になっている筈だから、話はできなくても
聞こえている筈だから 気持ちを伝えたら さぞ喜ぶことだろう
等と長々話していたけれど、、
彼 さまざまな思いで 困惑していたのか 言葉少なだったけれど その次にお会いしたら 私にもさっとちかづき 握手しながら話しかけてくるし 父親の足をマッサージしてあげたり、、彼の気持ちが伝わってくるような気がしました。




今朝は 家でゆっくりしている筈の奥様、
お休みになれたかしらと 気にしつつ、昼近くに 昨夜
ベーキングした チーズケーキとシナモンバンを お届け、


ずっと不眠続きだったから 昨夜は14時間も 眠って 今起きたところ、
今日から この娘のところに泊まりに行く、とのこと。
いつもファミリーに囲まれていたい方だから、それは良かった、と
思っていたところへ、


もし デニスの 子供たちが来たら 家に入れちゃだめよ、と おじょうさん、それはないでしょう。病院で みなさん一緒だったのに
あまりスムーズには いっていなかったのですね。
あなたのお母さんのお家であると同時に 彼らのお父さんのお家でもあるのに、、、
困ったことがあったら お手伝いしたいけれど どちらかだけの味方なんて、、(かえって 反発をかってしまいますよね)



でも お隣さん、沢山 楽しいことがありましたね。
もう何も 心配は要りませんよ。
みなさんそれぞれに 幸せをつかんで生きていってほしいですね。



永らえるのがつらそうだったけれど 
でも 亡くなってしまったら、急に寂しくなりました。