クラブ ミーテイング

mosshaven2013-01-25





今月は セメントのお話、




我が家に セメントミキサーが ある。
でも一度も 使ったことがない。


セメントつくりができたら とても便利なのに、、
たまに 人が借りに来たときに
ついていって 手伝って勉強してきて、と 主人に 頼んでも
全く反応なし。



大きな 片付けとか 家具の配置換え、ガレージの片付け などだったら
(気が向けば)ひとりで てきぱきと できるし、センスも悪くはない、
でも 細かいことは しないし、
物つくりとか 生産とか(物質的なこと) 苦手というか興味なし、
逆に 何もないところから いろいろなプロジェクトを 考え出すのは大好き、
そして プロジェクト以外にも 出費に関しては 全く後先考えない。


お金の為に 自分を犠牲にすることなんて 天地がひっくり返ってもしそうにない。
何しろ 初めての出産まじかに 突然 仕事をやめて(自分の信用を失いたくないと)
家から 電話で 相手先に連絡をしたりしながら (自分では 独立のつもり、
私に言わせれば 失業状態)自ら辞職だから 勿論失業保険も申請せずに 何ヶ月か無収入、
私は身動きできないし、結婚前の私の貯蓄があったのに とても不安になったことを
思い出す。


又 ガーデニングの話が脱線、
アルジェリアでの 衝撃的な 悲劇が起こっているときに
こんな 無意味な ブログ、を書く気にもなれない Mosshavenだったのに、
こんな 個人の 取るに足らないような 不安に比べて
今回の 犠牲者になってしまった方々や その周りの方々のことを思うと
どんなにか 無念で このあまりに突然なニュース、事実を受け入れることが
いかにしても 耐えがたいものなのではと 思えてしまう。


助かった 方々は ともに働いていた アルジェリヤの方々の機転で
なんとか 命を救えた、とのこと。体を張って 外国人である日本人を助け出してくれた、
話は心温まる。
でも ほんの わずかの差で 人の運命が変わってしまう。 
津波のような自然災害のときも、常に 瞬時の判断で 人が救われることもある。  
何とかならなかったのか、と返す返すも 残念な気がしてならない。
非情なテロリスト達には どんな方策も取れない、とはいえ 偶然 係わりあった
ことが なんとも理不尽であったという以外にない。


アルジェリアだけではない。
シリアの内戦では 始まって以来 6万人近くの殺戮犠牲者が出ている。
一日も早く 停戦、そして 平和への終結を望まない人はいない。
それでも 今回の アルジェリアのニュースを聞いたときは まるで 身内の人間が
襲われたような 心の痛みを伴った。  
思えば 今まで 遠い外国での人の傷みには鈍感であった私。
日本では 近代 このような 恐ろしい事件に巻き込まれることはほとんどないから、と
単純に 思っていたのだけれど、オームの犯罪も テロといえるかもしれないし、
さまざまな リンチ事件もおこっている。
人間 何時いかなる場合も 油断はできないし、いざというときのとっさの判断で
運命は替わりうる。



いつも 退屈な田舎、と思っている このポートアルバーニでは
おれおれ詐欺事件なんて 勿論おきないし、リンチ事件も聞かない、
うつ病で 自殺のケースはあっても いじめの自殺は ない。
だから誰もが ハッピーというわけでは勿論ないけれど、
日本のように 数ある贅沢な食事は 全く望めないかわりに 
高齢者の餓死なども ありえない。




ガーデニングクラブで 今回は こんな 景品があたった、などと
言うしかないブログ、でも くだらない、等と思わずに、
日々の生活の悩みも 世界を眺め渡せば 文句などとても言えたものではない。