ハイキング

mosshaven2011-11-21



今の時期 せっかくPA に来てくれても
行くところがない。



晴れてきたから じゃ 又 ハイキング?
それじゃ 遅めの朝食でもしっかり食べて いただいて、



ちょっと前までは 3食 ちゃんと 食べていた 彼ら、
最近は 朝食をとらないことが多いので、 2食のことがおおいらしい。
よかった、私たち 3食 お付き合いするとちょっと 食べすぎ、
(ハッピーアワー など しているのだから、当然といえば当然)




彼 ちょっと マップを見ていたけれど、どこへ行くのかと思ったら、
かなりのドライブ、(とはいえ 山に囲まれているPa,30分もあれば、、)
そういえば大分まえにきたことがあるけれど、あの時も フィシングに来てた人の
車とすれ違っただけの静けさだった。 〔こんなところへ一人で来るの?と
驚いたのを思い出す)



パーク、と一応銘打ってはあるけれど、、獣道のような藪、両側は 覆いかぶさるような
茂み、を ぬけると


そこは 雪、ではなくって 苔のひろがる 原生林、
巨木の あいまから 柔らかい陽がうっすらとさして、
なんだか全く違った世界に踏み込んだような 錯覚、

(ハイこっちを向いて、というと 必ずそっぽをむく ナナ)
樹にさえぎられているからか 無風状態、あまり寒さを感じない。
うっすらと明るくて、 足元も 苔がなだらかな丘のようにつづいて
どこまでも歩けそう、



ここは きのこの天国、といいたいくらい いろいろな種類が、



うすきみわるいのやら ひょうきんもの、見るからに愛らしく ちいさいのが
一面に生えていたり、 

紅葉狩り、ならぬ きのこ狩り、


あおげば もみや松の堂々たる巨木のあいだに かえでの黄色が染まったように
色をちらし、森深く 静かに 晩秋のときが流れる。



でも この辺まで来ると 川に沿って 魚のにおいが 強く漂う。
冬眠を前に 熊が 川で捕まえた鮭を ひきずって たべたあとが あちらこちらに、


もちろん おおきな おみやげも ときどき みつかるし、
もう そろそろ ひきかえさなくては、


これは?これは? と 目の早い娘達が 質問、
松茸、じゃない?  いえ こんなに表面がぬめっていない、
もっと 全体に あつぼったいのよ、  いろは 明るいベージュか
白、などなど いつのまにか 私が せんせい。



じゃ、これは?
香がどうも薄い、でも どこからみても まつたけ、
よく こんな葉っぱの下にあるのが 歩きながら見えた(と
立ち止まらなければ なにもみえない お年寄り Mosshaven) 



なごりはおしいけれど 充分森林浴も楽しんだし、
ちょっと 疲れたし、


と おばあさんが 音をあげているのに、 若者達に 目一杯
PA を楽しんでもらおうと、おじいさん 途中で又 車をストップ、


こちらはこちらで 又 やっぱりいい景色、(と 歩き出せば
たのしくなる 単純おばあさん)


今日は ちょっとつかれたし じかんもない、から
おなべだけ、



まつたけも やっぱり よくわからないから、と くずかご行き、
君子あやうきにちかよらず、
でも みんな 大満足 の 一日、
めでたしめでたし (こんなに 不況と不穏なせかいにあって、、)