サーモン フェスティバル

mosshaven2011-09-14



9月 一週目の週末は 恒例 サーモンフェステイバル
(なんて 遅れているブログ、、)



ヴァンクーバー島は つりで有名、特に このちょっと先の
Campbell River と ポートアルバーニは おたがいに
こちらが一番、と競い合っている。


一番大きいサーモンを釣った人には 1万ドルの 賞金。


でも私達は サーモンバーベキューを 食べにいくだけ、
今年は 知り合いのカップルとご一緒、だけれど 私だけ
飲まないし、ちょっと退屈、、、



ふと、思いついて(昨日の 釣り人が 魚を洗っていたのがヒント)
釣られた魚を持ってくる場所を ちょっとのぞきに、、、



行ったら ちょうど 知り合いのカップルが ボランテイヤで
サーモンの 受付、目かたを 量ったり いそがしくしているところ。



こちらが お願いする前に 
サーモンエッグ ほしい?
彼女は 日系カナダ人、彼女の息子さんが ヴァンクーバーで
日本食(グルメ)レストランを経営、 昨日 みえて 沢山の
いくらを持ち帰ったらしい。



(この時点で どうやって 処理をするのかもしらなかったけれど
大喜び Mosshaven)


ずっしり重い いくらをかかえて 帰宅、
インターネットで 調理の仕方を調べて、、
うまくいくかしら??

いろいろな 方法のうちから 一番よさそうなのを選んで、 
まず したごしらえ、



それにしても やはり あまり気持ちのいいものではない。
血ヤ筋がいっぱい付いていて グロテスク、



小さな命のひとつひとつは しっかりくっついていて はずれにくい
親の鮭が あの フェステイバルの カウンターで 切り裂かれ
血だらけになっているのを見ると 目を覆いたくなる、
それなのに いくら、等といって喜んでいる自分が恥ずかしい、、が
すてられて 水底で ほかの魚達に食べられる運命でもあるし、
私なら 感激して 食べるのだから、、というのも いいわけがましい。


今年は 大漁で 一番最初に 捕獲権利のある 原住民は
5万匹 までの許可が下りている。


まず熱湯にひたしてごみを取ってゆくうちに 卵が白くなってくる。



そして ひとつずつ 丁寧にはがしてゆく。


はがれたら 又 ぬるま湯で ゆすいで ごみや血、そして
卵を覆っている薄い膜状の 白いものがなくなるまで (12,3回)
湯を変える。


最後に ざる状の器に空け、上から 塩を振る
ちょっと おつかれ、それに 最初は あまり気分のいいものではないし、
手は 生臭くなるし、後始末も ていねいにしないと 匂いが残る。
おいしいものを食べるのは 手間がかかる。



塩を振ることで いくらがきれいな オレンジ色に変わってゆく。
30分から 一夜 冷蔵庫に入れておき、そのままでもいいが
出汁、しょうゆ、みりんなどで あじをととのえた つゆに
つけてもおいしい。


入れ物は ジャムなどの小さいビンを煮沸しておく。
出来上がり写真、、撮り忘れ(つかれると 頭もぼーっと、、)


いくらは ビタミンE や B1 の 宝庫らしい、が コレステロールも多いから
気をつけましょう(といっても 日本では いくらの食べすぎ、なんて
あまりきかない)  ポタシアムとなる バナナ、野菜、海草などを
食べることによって コレステロールを コントロールできるらしい。


日本でも 筋子を買って 同じプロセスで 作業すれば いくらがつくれるし
自分で作ると おいしくて よそのは食べられない、とまであった。


日本の友人にも送りたい、と 思ったら 生ものだから(熱湯をかけても?)
絶対よしたほうがいい、といわれて がっかり(その分 たべすぎないように、、
バナナを買ってこなくては、、、)