パジャマ パーテイー

mosshaven2011-01-25



ではないけれど 夜中に見えた友人


ちゃんとピローも もって見えたし、
私も ゲストルームの ベッドの用意を一応したし、
こちらの人が聞いたらパジャマパーテイー、


夜中の 3時50分に テレビジャパンで 宮中行事 歌開始の儀の
中継がある。
今年は ヴァンクーバーにお住まいの方が10人の中に選ばれ、
そしてその方をご存知だという彼女、



彼女でなくとも ヴァンクーバーの方がえらばれたなんて すばらしい、
私だって見逃せない。


え 夜中の訪問者?  
何かごちそうでも作って 俺の寝ているまに パーテイーでもして
お酒も 皆飲んじゃうんだろ?  等と笑わせる 主人。


夜中だから あまり何も食べたくないのでは?と思っていたのに
そんなことをいわれると、じゃ何かつくったほうが いいかしら?

と いっても ありあわせ、
ヴァンクーバーで新鮮な大根があったから こぶとしょうがの入った
お漬物、 おにぎり、それに SCさんに いただいた

煮大豆(ちょうどよかった、ありがとうCSさん!)と ひじき、あげなどの
煮物、、、といったところ、 

スイーツは けっこう残っているし、
お料理上手な彼女ご持参の クリスマスクッキーも たくさん、

彼女に いただいた 珍しい 中国茶で まずいっぱい、
いれると ふわーっと 花が咲く、


とにかく 始まるまで 4時間あまり おしゃべりしていたら つかれてしまうのでは?
先にすこし お休みいただこうと思っていたのに、懐メロ(という言葉まだあるのかどうか)
からはじまって 皇室のこと、家族のこと、などと おしゃべりしていたら 
いつのまにか 3時50分、ついに眠ることなく、


ヴァンクーバーの 入選者、粟津三寿さん
(縞のネクタイの方)

妻の里 丹波の村の 山椿 カナダに生ひて 葉をひろげゆく


カナダということだけでも 感動、
それに とてもわかりやすくて 私のような素人でも 遠く故郷に思いをはせる
おもいがつたわってくるようで、一度聞いたら忘れられないような ひびきがある。
入選 おめでとうございます。
応募は 2万802首、そのうち海外は 26の国から、


天皇陛下は 結婚50年に当たる 09年春に皇后様と一緒に白樺から採った
種から育った若木の葉に夏の日差しが当たっている情景をよまれたそうだが
まっすぐ 瞬きもなさらず 座っていらした陛下が 美智子様がおたちになったときだけ
そちらをむかれて にっこりほほえまれたのが とても印象的、

天皇陛下

五十年(いそとせ)の 祝ひのとしに ともに蒔きし 白樺の葉に 暑き日の射す


皇后様

おほかたの 枯葉は 枝にのこりつつ 今日万作の 花ひとつ咲く