同窓会 2日目

mosshaven2010-07-05



は 波止場(Harbour Quay)に集合、




11時集合、だから ゆったりと
作り置きのシチュウで ブランチ、


往復 6時間もの ながーい船旅(またの名 プライベート クルーズ!
今度こそ 退屈、というか いったいどうやって
時間をつなぐ?と思いつつ、



今日のお天気は? 風が強そうだし、と あれこれ着るものを
(無いなかから)えらんでいるうちに いったいどんな一日に
なるかな、などと すこーしばかり想像が膨らんで、、、


あまりひざしがつよくないけれど 暖かで気持ちのよいお天気
波止場ちかくでは 三々五々 それらしき人々が桟橋に向かい
早く到着の人々はサンデッキで 既におしゃべり、

80名あまりの人々をのせて 静かに 船は出発、



彼は ずっと向こう、私もお話し相手が見つかったし、1時間もすると
スナックやら 持ち込みワイン、コーヒーなどで さらに雰囲気が盛り上がる。


やがて半ばを過ぎたころ、船上セレモニー、


なくなった同窓生、18名を哀悼して 深紅のバラを 名前を読み上げつつ
希望者が 深い水の中へ投げ込む、このときばかりは シーンと静まり返った
全員、 黙祷のうちに 故人をしのぶ。

バンフィールド、という 小さな 湾に到着。 どの町からも遠く離れて
ここへ陸路でくるには トラック道路を長々とドライブしなければならない土地、
だけに 森に囲まれたこの海辺の町は 森閑とした小さな町ではあるが
風光明媚な フィッシング タウン、意外としゃれた 知る人ぞ知る観光地。

港の周りをのんびり散策、とでも思っていたが グループに分かれて いくつかの
コースを ハイキング。  私たちは 行ったことの無いビーチめざして、
7,8人のグループで歩き出したが このハイキングトレイル、快適で美しいのに 
のんびり見回していられない。   

皆さん歩きなれていると見えて、 おしゃべりしながら早足、
うっかりサンダルを はいてきた私は、話しかけられるし、
足はつまずかぬように、景色も見逃したくないし、
3,40分 進むと 静かな波打ち際、先頭を歩いていた男性、つと岩陰に入ったかと思うと
もう 海水パンツだけで (この北国の冷たい)水にどんどん、そして見事なクロール、
オー寒そう、なんて勇気ある中(高)年男性、と思ったが やがてジャブジャブと
波打ち際まで戻って ついと入った こちらも岩陰の たまり水プール、


ここは 太陽が照っている日は
ぬくもりに最高なんだ、とこの土地にお詳しい。


時間も限られていることだし、そろそろ 戻らなくては、、


波止場に着いたら まだ少し時間が、
このルートもなかなかいいらしい、それに 突き当りには スナック(ビール?)カフェも
ある、ときいて もちろん 行かないという手は無い.(主人の勇んだ声で)Let's go!



なんとかわいい、デッキロードとでもよんだらいいのだろうか。
まずは アンテイーク(今もオープン)ポストオフィス


そぼくな 厚手の板をつなぎ合わせたトレイル、片側は水、片側の ひなびた
一軒一軒が個性豊かななたたずまい、 ホビーハウス、とでもいいたいほど
可愛らしい
それに木の上を歩くと気分まで軽やかになってくる。


柔らかな日差し(私の口癖だけれど これが最高)で それぞれの家が なんとも暖かく
見るものを癒してくれそうなたたずまい。  


冬の陰鬱な寒さや 人気の消えた寂しさなど
想像も及ばない。

ついに 到達の カフェー あいにく 閉店間際、でも コーヒーだけは飲ませてくれたらしい。
私は それより もっとこの先を見てみたい。


すこしあるきだしたところで 船の汽笛が 変える時間を知らせてくれる。
もっともっと歩いていきたいけれど、、、
全員 Uターン、急いで急いで、、、 
かわいいたたずまい、また来る日まで、、
もう 立ち止まらないで、

全員 またもや 船上の人、
乗り込むなり、主人 そわそわ、ダイニングへ行こう、
え? 今乗ったばかりなのに、

預かっているワインがあったので ゆっくり 座って飲めるように、と
責任を感じていたのか、それとも単純に 楽しく パーテイー気分を
出したかったのか、 船底といっても窓から 岸辺が望めるし、
風には当たらずに澄むし、、

座ったテーブルの隣にやおら ビュッフェの用意がはじまり、私もお手伝い、

さて、ワインをあけて、食事のお皿(ホームミールのようでなかなかおいしい)も
テーブルに並べた私たち、はたして ビュッフェに並ぶ行列は 上のほうまで、


いつも ビュッフェや ポットラックとなると 一番最後に並ぶ彼なのに 
きょうはいったいどうしたことか 一番乗りの この手際と段取りのよさに
びっくり、
自分のためだけ、だと なんだか決まりが悪い、でも 人の為だと一番になれる、



残念なことに 私(だけで)は 人、のうちに入ってはいないらしい。