ハイキング

mosshaven2010-04-22




に誘われて、、、、歩けるかしら、、、
でも行きたい、
こうみえても (大)昔 白馬と 北穂高岳に登ったことがある。



それにくらべれば、
でも あれは 何十年前、などと逡巡したあげく、
やっぱり行くことに、



ガタガタ道をしばらく車で登り、さあ、登り口、
と まっすぐ歩きはじめた私に、


こっち こっちと 彼女の指差す左側を見れば、
え? なにもない 土砂崩れでもしそうな 土だけのシャープな急坂、
それも 5−6メートルはありそう、
つかまるものといえば ほんとにわずかしかみえない 2,3センチぐらいの
小さな根っこ、


そろりそろりと 片手は小さな根っこ(に祈るような気持ちで)につかまり
片手は もう 泥だらけでも気になんてならない、


どうにか 安堵、無事にあがれたけれど 
ここをくだるのは 絶対無理!
帰りは別の普通な道、と聞いて再安堵、



でも あがったらとたんに 苔むす岩場をゆるくのぼる林、
松が 林立しているけれど 柔らかな日差しがさしていて
なんだか 本格的な登山コースの気分、



しばらくあがると 今度は とつぜん 見晴らしの良い岩場、
まるで太古の昔に かえったような 雰囲気の大きな岩場が広がる。


春の太陽を浴びて あたたまったそんな岩の ひとつにこしかけて
雲を見上げ、 小さなアルバー二の町を見下ろし、山や水をみていると
気分が晴れ晴れ、なんとも ゆったーり した気分になる。


午後出発したので 時間はあっという間、帰り道は 遠回りだけれど
道なりに楽な歩み、


心配したわりには 休み休み歩いたせいか たいした疲れも無く、と
自信を取り戻したのに、


さすがに年の功、いや 逆、年寄りの冷や水
花は 若くても 古木でも 美しい、
自然は 年を経れば経るほど 趣がでるのに
人間だけは なかなかうまくいかない、、、


あくる朝は あちこちが ぎくしゃく、
小さいときに 主人は よく 友達と登った、といいながら
いちどもつれていってくれたことがない、のは 私には
とうてい無理?とでも思ったのか、それとも 子供時代にさんざん
登ったから 大人になってからは パブにきりかえたのか?