気軽な日帰り

mosshaven2009-04-08



主人のいとこが 急に 免許証を
とりあげられるかもしれないことに。


違反ではない。  
パーフェクトドライバーなのに Retinal Pigmentosa と 判断され、
(視界が狭まる)即 免許証を剥奪されかかった。 自身何の障害も
感じていないのに ショックで もともと悪いほうにばかり考える性格、
Positive 性格の主人が あれこれ 相談に乗って とにかく 
専門医の診断が必要、


ということになり 彼を ヴァンクーバーの病院まで つれていくことに
(目下 本人はドライブのできる状態ではないので)なり、私もおとも。


天気は 今までにない最高の春爛漫の日和、ボートの窓からは 対岸の
雪に覆われた山々が姿を現す。  おまけに 私達はシニヤ(週末以外は
フリー)患者は こういう場合 特別の書類が出て 本人は、勿論
車(フェリーに乗り込む)も フリー ということで 今回は 全て無料の
ヴァンクーバー行き、おまけに こんなBeautiful day、
幸先がいいじゃない!となぐさめる。



天気がいいと 同じ景色もぐんと見栄えが、そして気分も晴れ晴れ、
悪いこと、なんて考えられない(ちょっと シンプル思考な 
お馬鹿さんぞろい。) 彼を病院におろして 主人は 友人と
仕事関係のランチ、私も 友人を誘って食料品でも買って、
と思っていたのに ご本人 一人ではいきたくない(小学生?)


それで 近くの友人宅のパーキング(PA 以外 ホスピタル付近は
駐車不可能)にとめさせてもらって 彼らは ホスピタルへ歩き、
私は友人と一緒に 買い物、


その前に いつものように 彼女の花をながめてから、



お店に向かう途中 あまりにきれいな プラム(日本の梅とはちょっと
趣が異なる)のまっさかり、薄っすらと色づいた様子は まるで花霞、
近寄ると ほんのりいい香り! あまり存在感を主張しない、幹や枝も
すらっとのびて なんだか 野山の自然にとてもあっている、



でも これが又 ダウンタウンの真ん中にあっても 不自然さを
感じさせず 町の雰囲気にとけこんでいる。 


日本の食料品店により、買い物後に寿司折り(と言うには
あまりに安い、二人で 6ドル。)を買って コーナーで簡単ランチ、
(私達ってどうしてこんなに安上がり?)


お次は Favorite イタリアン ベーカリー、いつも Hasting と Victoria
の この2店、よく行ったものだが、こちらは 以前気にいっていた Tommy
という イタリアンレストランで 美味しいこのパンは こちらで焼くの?と
聞いて教えてもらったお店。  昔からあるお店らしく出身のイタリアの地方が
刺繍で縫い付けてある.



最後は ナーサリー、こんな日は 誰しもガーデニングへと 気持ちが動く。
オーキッドが あまりにも乾ききって、と お店の花に水遣りを始めだした 
友人。


最後は いつもの 和食のお店。



いとこには 初めての和食、でも ここなら 誰でも 好きになる品々。
すっかり 気に入って 全てのお皿をTry.  どうやら 専門医の診断に
よれば かなり誤診の可能性があった様で(ライセンスをとりあげられる
ほどの 大事なことなのに 随分簡単に間違ってくれたもの)


全くなんでもない、と言うことではなさそうだが もう いとこはすっかり
くつろいで ヴァンクーヴァーはいいな、今夜は帰らなくっても、、、
なんて つぶやきさえきこえた。


というわけで こちらで夕食をすれば どうしても フェリーは9時、
待ち時間、朧月夜のターミナルをそぞろ歩きしながら それぞれが
いい一日だったと思いつつ 長い一日にちょっと疲れを感じた 
初老の単純思考、3人組み。