English Man's River

mosshaven2009-03-20



翌日の早朝から ヴァンクーバーへ
いくことになり ケネルの予約をいれたら
何と 満員 (50匹もの犬のオーナーが
ご旅行らしい)春休みでもあるし、、



満員のケネルが ご推薦は 隣村のケネル。  PAには 他にも
数軒 あるのに なにも 山を越えて隣村まで行かなくても、 
それでも 気晴らしのドライブ、一緒についてゆくことに、、


山を登り始める頃には 雪が、
こんどこそ 春、と思った矢先の3月中旬、



山中なのに さっそく 雪上車にも出会う。
いつものハイウェイから 旧ハイウェーに移り English Man's
River(一度聞いたら 忘れそうに無い 名前、何かまつわる話でも
でてきそう)へと向かう。




初めての 郊外の道がめずらしいのは 私だけではない。



ナナの興奮度は 頂点に達したかのごとく 窓から 首をつき出したり


反対側の窓に半身をのりだしたり、




かと思えば 今度は 運転席の私達のあいだに びゅっと顔を
出したり、2秒と 同じ格好どころか 同じ場所にいない、、、、
いい加減に お願いだから 落ち着いてー!



やっと探し当てたケネル。 サインに沿って小道を入ったら
キャー(この場合は 可愛い、面白い を意味する稚拙な表現)

  
木の柵のなかから いっせいに 興味深々の犬達の顔、顔、顔 が、、


大分昔からのケネルらしく、古びた(いい感じ!)木造のたてもの。


こちらは 大型犬、
それに シニヤ犬ようの棟もある。


そして ナナがご厄介になる中型犬、


猫(サインには CAt House とある)


馬用の 別棟もある。


ウサギ小屋?


受付事務所には 猫ちゃん。
はじめて 近場で見る猫に興奮して騒ぎたて、お向こうの猫ちゃんに
ひっぱたかれるところだったナナ(一瞬の差でナナが後にひとっとび)


さっそく パティオを 検分してきたナナ

旧いけれど 清潔な タオルが みな敷いてあって、廊下の奥には
ヒーターがつけられ、それぞれの 小砂利がしいてあるパティオなどの
清潔なこと(あきべやも みな掃除が行き届いている)
ゆえに 匂いも全く無い。



よかったね、ナナ、遠くまで来た甲斐あり。  さらにここでは
日に2回ほど 30分ぐらい 数匹ずつ ランニングさせてくれる
場所もあるらしい。  



私などは この旧い田舎のたたずまいが まず気に入ってしまった。  
犬の 精神上にもゆったりとできるような効果がありそうな気さえする。


さて、 Dog Free となったからには 次は どこへ?  というわけでも
ないが 主人が案内してくれたところ。


いいパークがあるから寄ってみよう。  と うす寒い森の一角、
駐車場にはなっているが ちょっと水たまりもあるし寒いし、
と あまり気も進まなかったが 今日は 散歩もしていないので、


歩いてみようとスタート 2−3分で こんな森の中にきれいな橋、
渡り始めたら 以外に大きな滝がこつぜんとあらわれて 驚いてしまう。



これが English Man's Fall、横に広がってなかなか美しい。
なんだか ミニ ナイヤガラ、とでも 名前をつけたくなる。



滝に沿って小道が続き、上流にむかってどこまでも歩けそう、だが
明日は 早朝の出発でもあり、又ゆっくりと散歩に来て見たい。
実は もっと歩きたい、と言った私に 止めを刺したのは
ここは クーガが 出没するとの彼のことば。  そういわれてみれば
人も殆ど出ていないこの時期、どこかの森の影から ひっそりとねらわれて
いるかも、、、


夏は さぞかし 気持ちのよいところ。  今まで このハイウエーを
何十回通ったことか、でも このパークの存在さえも知らなかった。


PA では ハイキングのグループがいくつかあるようだし、山歩きが
好きな人も多い。  こんなに気持ちのよい うつくしい 森の散歩
が豊富にある この土地、歩いてみた人は すがすがしい気分になること
間違いない。