旧友のお葬式

mosshaven2009-03-02



旧友も旧友、さかのぼること 30数年前


でも 短い期間ではあるが 密の濃い 気のよくあった友人、
いつも Funeral など あまり行かない主人が 突然出かける、と


Ladysmith, where my husband lived for several years
over 30 years ago was chosen to the one of the most beautiful
cities in Canada now, according to the magazine.

2時間近くドライブの  海を見下ろす町、 Ladysmith、 
数年前 カナダ トップ10にはいる Beautiful City に選ばれた
と雑誌に載っていた。



He used do a lot of activities like developing the first mall
in this town, owning the big furniture store and became
the youngest Rotary Club Chairman in Canada.

わずか5−6年ではあるが この小さな坂の多い町で 大型の
Furniture Store を経営、初めての スーパーを含む 数店舗の
モールの開発をしたり、当時 カナダで最も若いロータリークラブ
会長におさまったり、と活躍した らしい、、、(残念ながら 
この時点で 私は 彼とは全く関係なかったから)



時折 思い出したり話してくれたことはあるが 最近は プロジェクト
のことばかり、で Ladysmith の時代からは 全く遠ざかっていた。
それに この同じヴァンクーバー島に移り住む前は 30年近く遠くに
住んでいたから この頃の知人とは 殆ど会っていない。



この公園も 彼や故人の プロジェクトのひとつ、
エリザベス女王をお迎えした時に ここで スピーチをして 
自分の子供達と握手をしてもらった、、と 
しばし 感慨にふける(昔なら)初老の男。




式場に到着するまでは やはり 懐かしい思い出があれこれ浮かんで
いたに違いない。   誰に会うだろう?  あいつとあいつ、
それからあいつは?とか、、、 




One of his good friends and a project partner past away.
Even he has not contacted anybody for a long time he wanted
to join his funeral service as he was a very close friend.

(私達にしては珍しく)20分前に到着、三々五々と人が入り口に
向かっていたが、入ってみると 既に 椅子は満席、両端や後にも
びっしりたち詰め。 しょうがないから 真ん中をとおりぬけ 
反対側の 出口の隅っこに立つ。
その出口の先のパブというか喫茶室にも 人がいっぱい(こちらには
スピーカーで場内の話が聞ける)。  私達のあとからも ひっきりなしに
人が、、これほど 席のうまるFuneral、 かなり 慕われ そして
町のために活躍した故人にちがいない。


We arrived early though all the seats were taken, both and back
sides of the wall were full people standing too.  
He must have been most loved and respected person in this town.
ラッキーなことに式が始まると ま後ろの席との間の通路が
とりはらわれて 椅子を移動、私達は その後側の、壁際に
ぴったり立って 式に参列。



あちこち 眺め渡していた彼、なかなか知人を見つけられない様子。
でも 式が終われば いろいろな人に出会えそう、、


スピーカーの一人である ドクター、彼が ここにきて 初めての
見分けがついた人。(ほっと、というか 懐かしさに笑みを浮かべた彼) 
故人もドクター、主人は なぜかドクターの知人が(ここでは)多い。 




式が終わり、パーテイーに移るが 帰る人などいない。 
混雑で 歩くこともままならぬ、というか うっかりすると 
彼を見失いそうなほど。
ドクターとは 会えた。 
そしてお隣にいた レディーも(紹介されてやっと)思い出した。
故人のマダムにも 出会えた。   
でも それ以外、全く(認識できないのか)知人に出会えない。



このFuneral を教えてくれた 旧友を見つけた。 彼とはひょんなことで
最近出会っている。  彼も 主人と同じ頃 この土地を引っ越した一人。
そして 彼もまた 知人(に会うことを期待していたが)の誰にも、、、

Even my husband worked so hard at this town and was recognized
at that time he had hard time finding anybody today.
Gee, I am nobody here... 
Thanks to one doctor's speach, my husband finally recognized one ,
and asked about others, of course.  To his astonishment, his
friend answered ”They are not here. if you want to see
them go to the cemetry.”  
俺の存在なんて どこにもない(あんなに大働きしたのに)
あれは? あいつは? 彼は? と そのドクターやレデイーに質問。
返る答えは 彼らに会いたければここじゃない。  Cemetry(墓地)に
行け、といわれて 唖然とした主人、、



Most of the people at that days has moved, past away divorced or
had bankrupcy...

勿論 30年近く 人は変わり、移った人もかなりの数、そして
亡くなったり 離婚、倒産、 この長い年月 まず お互いの認識さえも
ままならぬらぬ人も、、


We have had a late lunch with his friend who did let my husband know
this funeral. He also has moved away this town looong time ago.
He did not know many things, neither met anybody knowing.
These happen a lot to our life.
知らせてくれた友人とは 途中のナナイモで 一緒に 会食。
彼も 多くを知らず。  



今夜は 鴨長明の  方丈記を ひもとこう、、、


行く川の流れは絶えずして しかももとの水にあらづ、
よどみに浮かぶうたかたは 且つ消え且つ結びて久しくとどまることなし。
世の中にある人と 住処と 又かくの如し。
   

Well, after a little shock he quickly came back to normal
with a great help of beer and his old friend.
でも 何でも楽しむ主人 最初のショックから抜けて 友人と
話しだす頃には ビールが美味しい、 いやー楽しい、と普段の姿に、、