春一番

mosshaven2008-04-13



というには かなり遅い、
今年は 寒い4月、で
山荘も いつものように
種まきなどは まだまだ。


毎年 (硬い)土を掘り起こし 今頃は ジャガイモの
種もまいていたような気がするが 降り続く冷たい雨で
土は重たくてまだ といっている主人を待たずに 
スコップ!で 少しずつ 少しずつ、全体の半分は
私が、、、と言っているが やはり 私の仕事では
充分ではなさそう。


畑と畑の間に いつも 雑草が 伸びきって
(私の手では 雑草採りなど追いつかぬ)歩くのが
怖いくらい(何か出そう、、、)といつも 私が
いやがっているので ヨーシ あそこから、、、


Costcoで 雑草よけの紙も買ったし、今日はその上に
おく Bark を買いに、

Red Cedar の バルク マルチをしくと雑草が
生えない。 この樹だけが持つ特殊な成分の効果。 
虫などもよせつけず 耐久性も長い。 それに 
このすばらしい森林の香り!!、とてもリフレッシュ、
森林浴の癒しを充分に味わえる。 


昔から この一帯に見られるRed Cedar を 土地の
Native Indian の人々は 住まい、船、衣類、と
生活のもろもろに 利用、というよりは ともに
生きてきた。 Red Cedarは 彼らの歴史でもある。 
そして Cedar をあらわすラテン語 Arborvitae
は もともと16世紀に 船員の治癒役に使われたり
したことも含め フランス国王が 東部のWhite Cedarに
なづけた L'arbre de vie(Tree of life) と言う言葉を 
同じ成分である Red Cedar をラテン語に訳したのが
始まりとされている。(ただしこれは一般名のラテン語) 


Cedar と訳されているが 普通の杉とは異なり、
その精油には有効な消毒成分を含み、その故に 虫の害や
腐乱からも守ってくれるので 生活のすべてに貴重に
使われてきており、1988年には B.C. 州を代表する
樹種とされた。



伐採後の 残りや バルクもこのように有効に使える
価値の高い Red Cedar、そしてその生産地に住んでいる
私達も 恩恵にあずかることができる。



私達は この Barkを買いに  Sproat Lake 一帯を広く
扱っている Landscape の会社へ 寄ることに、


父親と息子、二人だけの ビジネスなのに 大きな機具を
持っているので 私の 一月分ぐらいの 作業を
5分で (いや2−3分)終えてくれる。 トラクターや
コンバーター、ボブキャット を使って 地ならし、
伐採などした後も 見事にきれいに始末してくれる 有能な 
親子。  Lake 一帯のオーナー達は 彼らなしでは 
ちょっと生活もむずかしいかも知れないほどの大活躍。

会社は 山荘へ行く途中 Open の サイン あり、
Let's go.


ひろい 山野を 平地に慣らし 父親の住む家もあるが
いいな、こんなお住まい、彼らのこと、お手製建築の
ようにもみえる。  すっきりと した庭、これも
うらやましい、大きな機械で お手のもの、とはいえ、 
彼ら自身 なかなかの きれい好きな Landscaper とみえる。


一人で写真をとっていたら 番犬がほえたてて、、
知らない犬は (誰もいないのでよけい)特に 黒いのは

ちょっと こわい。
よく考えて見たら そんなに噛み付く犬など 放し飼いには
しないはずなのに、、、やさしく話しかけても ジャンプ
しながら ほえつづけ、私は立ち往生、というよりは 
怖い、だれか来てー(と心のなかで)


遠くの車からは ナナが、、(私を助けるのではなくって
これは興奮の大声)大合唱(いや そろってはいないから
大騒音)


さて、山荘に着いたのは 2時近く、やる気充分な主人は
持参のサンドイッチには目もくれず、 スタート。


ロールアップされた 紙を 畑のサイズにあわせて
切れないはさみ(私には)で じょきじょき、、
あぜ道(ボケの初期で 言葉がでてこない、って
自分で初期と思っていれば世話はない.充分 中期 
突入)に 紙をはさんで、、


バルクを バケツ一杯ずつ運び 私は その10分の1位の
量の アイスクリームコンテーナーで運ぶ。

これは まだ作業中の写真、ではあるが
3時間ぐらいかかって やっと3分の一程度を終える。
ウーン、なんだか 今日は 作業の成果が はっきりと、、
働いた、、、気分。(実際に働いた人は?)