の続き

mosshaven2007-08-08




翌日は ポートアルバー二の観光の
ひとつ、McLeans Mill。 
約100年近く古い 製材所が 
昔そのままの姿をみせている。

町から これも古い 本物、蒸気機関車で20分ほど乗ると
森の中の製材所に到着。  




昔は そこで働いていた人の家族もともに 生活 
ログハウスが散在、ごく小さな村としてのたたずまいが 
目の前に展開、在りし日への想像力をかきたてる。
ウサギや鹿が見え隠れ、時にはくまも出たに違いない。




おっとその前に この町の誇れるひとつの 病院も
見学したのを忘れずに しるさなくては、、、  
日本とちがって 公共建物等は めったに新しく
建てられない。  その意味では ポートアルバー二の
この新しい病院は 最新でユニーク、機能的にも優れて
おり、当然働いている人たちにも気持ちよい職場で
あるためか 看護婦や医師の応対も皆すばらしい。
大きくはないがそれだけに 各自の連絡がよく
とれている。


病院の主な理事のお一人が たまたま 知り合いだったので 
ご案内をしていただく。  入り口を入ると ちょっとした 
植物園が中央にあり、そこから縦横に各専門へと分かれて
いる。 病院には珍しく 一階建てなので いかめしさが
ない。  寄付者の図がこの地の山の写真に記されている。
地下に コーヒーショップ、洗濯、料理などの設備。

エマージェンシーは 真裏から入れるが その入り口の
まじかに ヘリコプターの発着所もあり、急患は すぐに
検査ができるような体勢、そして その後の休むベッド
という風に 患者があちこち動かされずにすむように
なっているし、何しろ その病室の大きさ、清潔さ、
新しい設備など 文句のつけようがない。
カナダの市民であれば 入院にかかる費用はすべて無料。


ヴァンクーバーなど 大きな都市では ベッド数が足りず、
廊下にベッドを置いたり、あるいは 手術も長く
待たされたり、ということがおきるが こちらでは今の
ところ 大きな部屋に悠々と休めるし、リハビリも充分
してから帰宅、帰宅後も リハビリの専門家が何度も
たずねてくれる。

長期療養の患者は その病院につながる棟にうつるが 
そちらのほうもなかなか評判はいい。  ただし、日本と
違って 選択肢はない。  
 
 
病院のはなしをしたらきりがないが、、、その夜は 我が家で
夕食 ほかのゲストも交え、話題に事欠かない パ−テイー
は 遅くまで笑い声も絶えず 楽しい夕べだったのだが、、、 
ゲストがみえると 必ず興奮気味の ナナは 離れた部屋で 
こちらは 絶えることない ほえ声。。