今日も朝から 太陽が降り注ぎ昨夜、-１度まで
さがったなんてうそのよう、この辺一帯の天候は
慣れるまで（慣れても）ちょっと厳しい。 三寒四温等という ソフトな表現はあわない。
春一番のカナダ版は ライオンのように春がやってくる、、というほどの 突風（大風
はこんな時意外はあまり無い）でもこれが春の訪れのしるし、そして いったん陽が
照りだすとその紫外線は かなりの強さ。 ９０歳を過ぎたママが平気で日光浴を
していたのに、私は ついつい 日陰から日陰へと移動せずにはいられない。
今年は バンクーバー一帯 雨降りの長い冬だったようで ブルーベリー畑が一面
水びたしとか 種々の花なども しおれているのが多く、花屋さんにとっては
あまりよいスタートとはいえそうにない。 ちょっとした天候の異常は 多くの
被害をもたらし、 私など ガーデニングだ、鉢植えだなんて さわいでいる
小さな喜びさえもあっというまにさらっていってしまうものなのだ。
話しが大分それた。 そう、今日は B & B のはなし、
春が近づくと、又 この夏に何人か 日本から私たちを訪れてくださる友人や知己、
その おひとりに B & B を調べてほしいとの リクエスト有り、さっそく、
いつも 山荘への道で見かける 川沿いにある 立派な B & B を覗いてみる。
急に立ち寄ったのに 快く中を案内してくださる こちらのオーナーは 建物に
ぴったり、かなり堂々としたお方。 夏はすばらしいけれど 冬の間は寒いし、
雨も多くてなどとぼやく私に、それは もっとひどいところを知らないからだ、
私の住んでいた エドモントンなんかから比べれば 天国、、とまでおっしゃったか
どうか はっきりしなかったが、とにかく 冬の間も大きなボートを乗り回して
釣りなどで 充分楽しまれていたらしい。 話し声も笑い声も お体にあわせて
大きい。 テラスで すっかり 息の合った（主人と）ふたり、小一時間も
話し込み、コートを着込んだ私が ふるえつづけなのに、宿のマスターは
半そでで びくともしない、さすがエドモントン出身。
一階には 大きなベッドルームに専用のサウナ（３x１．５メートルぐらいの大きさ）
テレビも １メートル四方ぐらい、庭もひろい、何でも大きいんだなー、と圧倒
される。 小さなキッチンもついて １４０ドル（参考まで、どんな国でも
ちょっとお値段というものは知りたくなるものだから） となりの寝室だって
大きなシャワーつきでクイーンサイズ。
２階は 大きな居間つきの 寝室、明るくて、川がみおろせ、もちろんキッチンも
ついている。 バックヤードのジャクジーに入ったり、オーナーのボートを
レンタルして 釣ってきた魚を テラスで バーベキューすることもできる。
直ぐ隣には 後ろに畑を控えた 野菜、花を売るマーケットがあるので こんな
雰囲気では お料理だってぐんと楽しみが増すに違いない。 散歩し乍ら
町までも歩けるし 家族やお仲間どうしでの旅行だったら 本当に ゴージャスな
ホリデー間違いなし、、とみた。
ここも楽しそうだけれど、 我が家へいらしていただくのも（私には）楽しみ。
としをとると（私たちのこと）だんだん 旅行なども億劫になるもの、日本から
遠いこんな片田舎までいらしてくださる方は本当に貴重な方たち。
夏が 今から 待ちどうしい私たち。
最後に、、私はこのB & B と何の関わりもなし！
