若いって、、、

mosshaven2015-08-04



素晴らしい、、、そして無鉄砲、、、
この暑い日差しの真下で 寝そべって日焼けをしたり、
真昼にボートに乗って 繰り出したり(逃げ場がない!)



でも 自分だって 若い時は 真夏の海辺や太陽を思い浮かべただけで ワクワク、でしたっけ(今や遠い記憶のかなた)



モントリオールから 一年ぶり ミュージッシャンのコーナーくんと ガールフレンド、夕飯は任せて、と 言われてデザートだけ、


でも 元ちびちゃん、こと ジェイクが
ジェロー大好き、だから 2品作りましたよ。



パナコッタの底に チェリー コンポートを敷いて残りは煮詰めて 上からソース、



久々、積もる話は山のよう、
分厚いステーキ、たっぷりサラダに マッシュポテト、
楽しい集いは夜まで続き、帰りも遅くなりました。
帰りの車で、彼女 疲れているのかしら、それとも何か問題でもあるのか、ちょっと元気がなかったみたい、といったら そりゃそうだ、昨夜は 一人で 湖の対岸の草藪で一人で過ごしたんだから、、、


え! 耳を疑うような この一件、実は 彼女が
昨夜は あっちの島で 夜を過ごした、とちらっと聞いたような気がしたのだけれど、でも対岸は 前人未到、とまでは言いいませんが 、ごつごつした岩があるだけ、山道さえもみつからない、たまに こちら側の近隣で 釣りに行ったり、子供たちが探検に行く程度、だから 私の聞き違い、(英語のミスヒアリング?)と思っていました。

コーナーも だいぶ疲れていたけれど もう大丈夫、とか言っていたし、ただ 夜の11時ごろに カイヤックで漕ぎ出した、というのは聞こえていました。 どうして?そんな夜中に?とは思いつつ かなりの距離の対岸までとは?(昼間でも 向こう側に行ったら ボートでも点にしか見えないんですから)


その日は コーヒーとビールしか飲んでいなかったせいか
のどがカラカラ(どうやら脱水症状に近かったみたい)のコーナー、対岸に着いてから ビーバーが水面をたたく音が聞こえたので 湖水を飲むのを断念して 山荘に戻って水を取ってくる(?)と夜中の 山林に 彼女を置いて Uターン、


でも 漕いでも漕いでも 山荘どころか、まるで トンネルに囲まれた川にいるような気がしたとか(以前 北方の山中の夜のドライブで 明かりがなかったせいか まるでトンネルの中にいるような錯覚を覚えたことがあるけれど似たような恐怖体験?)


山荘とは まったく 離れた 遠い岸辺にどうにか到着、(意外とモーターボートから 昼間でも 見慣れた岸辺を見失うことがあります) そこから 闇夜の 森の道を 歩いて歩いて 2時間あまり(?)、脱水症状だったら よく無事にたどり着いたもの、夜中の湖でボートが転覆したら、、
彼の肩先には エンジェルがついていたな、とドンが思いがけないことを言うほどラッキーでした。


そして 山中の闇に一人取り残された彼女、熊やクーガ、或は狼(?)さえも想像してしまうほどの恐怖、長い長い一夜、私だったら 翌日一日寝込んで、、、


翌日は なぐさめというより 一番に 驚きと会話疎通でのミスを話し始めたら、山荘に到着後 アンクル(ドンの息子)を起こして モーターボートで(以前として暗闇の中)どうやら 岸辺の テントを見つけて 彼女がうとうとしていたので コーナー君も 一緒に テントで夜明かし、というのが真相、


ドンも 最初は 何を言っているのか、と思ったそうで、
テントのことも聞き逃したし、夜中にモーターボートで繰り出して、彼女を見つけ出したことも聞いていなかったし、久しぶりなので 話はあちらこちらと飛ぶし、と前夜に聞いたことよりは ましだったけれど、、、


若い人のすることは、いえ コーナーは 音楽で大きな活躍をする分、ほかの行動も 大きい、というか 何かやらかすタイプ、誰かさんに似ていないことも、、、実は ドンも 似たような話が幾つか、でもいずれも テイーンエージャーの頃なので コーナーのほうが大物というか
なんというか、、、



何しろ 暗闇に ボートで 湖の真ん中へ繰り出したり、やっと無事に対岸に着いたと思ったら 又引き返して
行けども行けども見えない山荘への 闇夜のカンバック、
そして どうにか 運よくたどり着いた 見知らぬ 岸辺から 今度は 明かりひとつみえない 山道を 2時間以上歩いて、、、まあ 若者といえども 誰もが経験するようなこと、ではないようですね。