イースター リリー

mosshaven2013-04-20


日本語では かたくり、


スタンファール、車で 15,6分、町のはずれの山間の川沿いに
そろそろ 咲いている季節、だから 見に行こう、と ドン、


いいお天気なら 庭に出ていたい Mosshavenではあるけれど
花、ときけば、、、


そうだ、ハイキング用のブーツ、何年も前に買って はいていない、
ちょっと 靴ならし(って これから 老化をたどる一方なのに、、)


とちゅう 満開の桜があったから、



アルバーニ、とくれば 桜と トラック、が ぴったり、、、


強い日差しは苦手だけれど、
こんな 森の中では 暖かくて 心地よいばかり、

一面に広がる苔も 美しい


Dogwood、日本では やまぼうし、BC 州 の 州花、
あまり目立たない地味な花、と思っていたが 初夏のころに 
ひときわ高い緑の多い枝一面に 大き目の白い花が満開になると 
その 格調高い美しさに やっぱり州花に選ばれるだけのことはある、と実感、


    
ウィークディ、とあって 人ごみ、どころか、だーれもいない。
この広い林は 私達だけ、なんて 信じられない、いいお天気なのに(といいながら
自分だって 誘われなかったら 来ていなかった)


水ぬるむ春、


ちょうどいいタイミング、
ひとつ見つかると、 


もう この辺 一面に群生


後は 写真を見ていただくだけで、、


可憐で こんなに軽やか、


どれも小さいながら いきいきと 動きが感じられて、


じっと きびしい 冬を耐えて 
今 まさに 喜びを体中であらわしているかのように、、


ふんわりと 爪先立ちのバレリーナ


一面に 咲いているのをみると こちらにまで

 
その デリケートな 笑みが しずかな さざなみのようにつたわってくるような、、


こんなに 感動したあとで、、、
片栗の野草料理、なんて ちょっと 残酷でしょうか、
花や芽、茎の バターいためやてんぷら、和え物に、
甘くて 滑らかな口当たりが 子供からお年寄りにまで 楽しめる味、とのこと


実は 本は 帰宅してから 開いたので 食用には 摘んでこなかった(残念?)
でも 家で栽培したいと思って 3株ほど 抜いてきました。
(PAでは ちゃんと育てる自信があるなら、という 条件付きで 摘める、らしい)
根が とても深くて、花がすぐしおれてしまったけれど、鉢に入れて2日目には 
生き返ってくれました)



そして まだ ポツリポツリとしか咲いていない えんれいそう、


カナダに咲いているのは オオバナエンレイソウ、といって
花びらが 日本のえんれいそうに比べてはるかに大きくて 
こちらも軽やかながら おおぶりで存在感がある。 
山荘では これから たくさん 花が咲き出す頃。


ときに、
こちらは ガーデンクラブで 買った きばなかたくり、
Fawn Lily 又の名、Pagoda(Erythronium tuolumnense)



日本の本に 栽培は やや難しい、とあったのに 植え替えをした後 
こんなに美しく咲いてくれた。


大気を存分に呼吸、いい ハイキングでした。